食中毒に注意のこの時期。
思い浮かぶ危険として、大腸菌、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ菌などの細菌類です。
細菌による食中毒が中心といわれてきましたが、近年ではカビによる食中毒も増えています。
冷蔵庫に入れているから!! と安心していませんか?
通常、冷蔵庫内は5℃前後、冷凍室はマイナス18℃前後に保たれています。
牛乳、食肉、魚介類などは5日間以内であれば、カビの活動が進まず安心して利用できると言われています。
しかし、食品(特に野菜)に付着していることもあるカビ。
冷蔵庫の扉の開閉により庫内に入り込んでしまうこともあるカビ。
カビは、冷たい環境では活動や増殖が鈍くなりますが、けっして死滅することはありません。
冷蔵庫の扉のパッキンは特に庫内と庫外の温度差のため結露をおこしているうえ、素材が塩化ビニールを使用しているので、カビは生えやすいのが本来です。
つづいて、野菜室、冷蔵庫の棚とカビの検出数が多く確認されています。
カビを予防するには、冷蔵庫にものを詰めすぎない。
庫内の清潔を心がける。
この二点に限ります。
食品をカビから守り、カビによる食中毒から家族を守りましょう。
カビの基本知識や特徴、簡単にできるカビ予防術をご紹介
カビ取り屋の知恵袋
冷蔵庫に生えるカビ予防
2014/08/20