カビの基本知識や特徴、簡単にできるカビ予防術をご紹介

カビ取り屋の知恵袋

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カビ問題 !!

2014/09/08

気密性の高い建物や地下居室、半地下建物の増加に伴い、建物のカビ汚染の問題が多く発生しております。
集中豪雨の多発などで、カビの発生しやすい環境は増える一方となり、建築工事を請け負う側・建築を発注する住みて側の双方に頭の痛い問題として浮上する場合があります。
梅雨時期の問題と考えられていたカビ汚染は、今では年間を通しての問題となっており、特に夏から秋にかけてカビの胞子の浮遊量は、地球温暖化に伴い増えています。
昼間と夜間の外気の温度差の影響もあり、建物には結露が発生しやすくなっています。
浮遊して新たな住処を求め付着したカビの胞子にとっては、もっとも居心地の良い環境です。
この時期は、カビが秋から冬に向けて新たな活動をしていくベストな環境を手に入れる時期となります。
つぎに、冬の暖房による結露の発生で建物の湿気は一段と高くなりますが、カビは低温でも繁殖する種類と低温で仮死状態に入る種類とに分かれたりいたします。冬に仮死状態に入ったカビも温度が整う季節になると活動を再開しはじめます。
このようにカビは強くたくましく私たちの生活空間を脅かします。
特に今年のカビによる汚染問題は、例年を上回る状況です。
建物の湿気はカビ汚染に大きく関わります。
建物内の湿気を多く含んだ空気を外気と入替える通風、そして換気に配慮した建物環境をいかに確保するか、建て方や維持管理にとても大切なことです。
施工中や竣工直後にカビ除去の工事が必要となるケースも多々あります。
現在、とられている対策として防カビ仕様の建材や除湿・換気設備の増強などが一般的で、なかなかカビとの闘いには終わりを見出せない現状があります。
中途半端な処理によるカビ汚染の拡大はご相談の上位となっております。
カビのことは、カビの特性を理解しきった業者に依頼することが、大きな問題とならない最短の解決方法です。
そして、カビに汚染されないように各建築段階において対策が求められる時代でもあります。