カビの特徴は湿気の多い場所で、わずかな栄養があれば増殖することです。
私たちがカビとして目で見ることのできる部分をカビの胞子といいます。その胞子が空気中を飛び着床し、また増殖を繰り返していきます。
浴室やキッチン回り、部屋の入り隅などの湿度の高い場所。また風通しの悪い場所では増殖しやすいと言われています。
夏に活躍したエアコンのフィルター面に堆積した塵。この塵にもカビは付着し増殖します。
冬の活躍までには、エアコンのフィルターを綺麗に洗い、天日に干して乾かす。エアコン自体のホコリや汚れを綺麗に取り除き、次の活躍時に室内にカビの胞子を飛散さすことの無いように準備をしておく。このエアコンと言う住宅機器はカビの居心地の良い住まいと言われています。
住まいのあらゆる場所でカビの増殖に最適な環境を私たちは創ってしまっている場合があります。
カビの増殖を抑制するには、室内の温湿度を下げ、換気を効率よく行うことが最適なカビ予防法です。
1.換気により室内の水蒸気を排出し、空気中の水蒸気の量を低減させる。
2.結露を防ぐ暮らし方を心掛ける。
3.室内に低温部を作らない工夫をする。
4.空調による撒き散らしをしない。
※エアコンに起因する過敏性肺炎(外因性アレルギー性肺胞炎) が注目されています。
カビの基本知識や特徴、簡単にできるカビ予防術をご紹介
カビ取り屋の知恵袋
最適なカビ予防法
2014/09/26