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11月から結露シーズン本番|今月中にやっておきたい住まいのチェックリスト

10月も今日で終わり、明日から11月です。朝晩の冷え込みが増し、「朝起きたら窓ガラスが曇っていた」「暖房をつけ始めた」という方も多いのではないでしょうか。これからの季節は、結露とカビのご相談が本格的に増えていく時期です。今回は10月の締めくくりとして、冬本番を迎える前に、今月中(11月の早いうち)に確認しておきたい住まいのチェックリストをまとめました。窓・北側・押入れ・寝室・浴室・換気・暖房・湿度計の8つに分けて、見るところとやっておきたいことを整理し、詳しい解説記事もあわせてご紹介します。

結論|11月に入る前に「8か所」を一度点検し、結露がたまる前に手を打つ

結露によるカビは、冬の間じゅう同じ場所が湿ったままになることで広がりやすくなります。反対に、結露が本格的になる前に、冷えやすい場所・湿気がこもる場所・湿気を逃がすしくみを点検しておけば、冬の間の手入れがぐっと楽になります。

点検したいのは、①窓・サッシ、②北側の部屋・壁、③押入れ・クローゼット、④寝室・ベッドまわり、⑤浴室・脱衣所、⑥換気設備、⑦暖房器具、⑧湿度計の8か所です。すでに黒い点やにおいに気づいている場合は、寒さで窓を閉め切る時間が長くなる前に、早めに状態を確かめておくことをおすすめします。

図1|11月に入る前に点検したい住まいの8か所。

11月から結露が増えやすいのはなぜ?|温度差と室内の水蒸気

結露は、暖かく湿った空気が冷たい面に触れ、空気中の水蒸気が水滴に変わる現象です。11月ごろから結露が目立ちはじめるのは、主に次の3つが重なるためです。

ひとつめは温度差です。朝晩の冷え込みで窓ガラスや外壁に面した壁が冷やされる一方、暖房を使い始めると室内は暖かくなります。ふたつめは閉め切る時間です。寒くなると窓を開ける機会が減り、呼吸や料理、入浴、部屋干しなどで生まれた水蒸気が室内にとどまりやすくなります。みっつめは乾く時間の不足です。日が短くなり、毎朝の結露が乾ききらないまま次の朝を迎えると、窓まわりや壁の表面が湿った状態が続きます。

図2|結露が起きるしくみと、11月に増えやすい理由(模式図)。

暖房の使い始めに起きやすいことは暖房の使い始めに増える結露とカビで、寒い日の換気の工夫は寒い日の換気はどうする?で詳しく解説しています。

住まいの結露チェックリスト|冷えやすい場所・こもりやすい場所

まずは、結露やカビが出やすい「場所」の点検です。晴れた日の昼間に、家具を少し動かしたり、扉を開けたりしながら確認してみてください。

表1|冷えやすい場所・こもりやすい場所のチェックリスト
場所 見るところ 今月中にやっておきたいこと 詳しい記事
窓・サッシ 朝の結露の量、ゴムパッキンの黒い点、窓台・窓下の床のしみ 結露を拭く道具を用意し、窓まわりの汚れを落としておく 窓際のフローリングが黒い
北側の部屋・壁 家具の裏、部屋の角、巾木(はばき)まわりの黒ずみ 家具を壁から少し離し、空気の通り道をつくる 北側の部屋がカビやすいのはなぜ?
押入れ・クローゼット 奥の壁・床のしみ、布団や衣類のにおい 詰め込みを減らし、すのこなどで床から浮かせる 衣替えで出した服にカビ?
寝室・ベッドまわり マットレスの裏、ベッド下の床、窓際の壁 寝具を立てかけて乾かし、ベッドを壁から離す ベッド・マットレスの下がカビる理由

窓・北側は「冷える面」、押入れ・寝室は「こもる場所」

窓や北側の壁は、外気で冷やされて結露そのものが起きやすい場所です。押入れやベッドの下は、結露が少なくても空気が動かず、湿気が逃げにくい場所です。北側の押入れや、窓際に置いたベッドのように、両方の条件が重なる場所は特に注意して見てください。マンションの外壁に面した部屋や角部屋も冷えやすい傾向があります。住戸内の結露についてはマンション住戸の結露とカビもご参照ください。

水まわり・換気・暖房・湿度計のチェックリスト

次に、湿気を「出す」「逃がす」「測る」しくみの点検です。場所の点検で気になる所が見つかった場合も、原因はこちらにあることが少なくありません。

表2|湿気を出す・逃がす・測るしくみのチェックリスト
項目 見るところ 今月中にやっておきたいこと
浴室・脱衣所 天井・目地・パッキン、ドアまわりの黒カビ 入浴後は換気扇をしばらく回し、壁の水滴を切っておく
換気設備 24時間換気が止まっていないか、給気口やフィルターの汚れ 給気口を開け、フィルターを掃除する。スイッチは切らずに使う
暖房器具 使う部屋、器具の種類、エアコン周辺の壁のしみ 燃焼式の暖房を使う場合は、製品表示に従って換気する
湿度計 置き場所、電池、表示が見やすいか よく過ごす部屋と気になる部屋に置き、数字の変化を見る

暖房は「種類」によって湿気の出方が変わります

石油ストーブやガスファンヒーターなど、室内の空気で燃料を燃やす開放型の暖房は、燃焼にともなって水蒸気が出ます。エアコンやオイルヒーター、電気ストーブなどは、暖房そのものから水蒸気を出すことはありません。どちらがよい・悪いではなく、使う暖房の性質に合わせて換気や加湿の加減を変えることが大切です。燃焼式の暖房は、一酸化炭素を防ぐための換気も欠かせないため、必ず製品の取扱説明書に従ってください。

湿度計は「数字の変化」を見るための道具

体感だけでは、部屋の湿気の多い・少ないはなかなかわかりません。湿度計を置き、朝と夜など同じ時間帯に数字を見ていると、「部屋干しをした日は上がる」「加湿器を強くすると窓の結露が増える」といった傾向が見えてきます。グッズの役割と限界については結露防止シート・除湿剤・吸水テープは効く?でまとめています。

チェックでカビを見つけたら|自分で対処する範囲と相談の目安

点検の途中で黒い点やしみ、カビ臭さに気づいたら、まずは場所と日付がわかる写真を撮っておきましょう。そのうえで、次の表と図を目安に、ご自身で対処するか、専門業者に相談するかを考えてみてください。

表3|見つけたときの状況別の目安
状況 考えられること 対応の目安
初めて見つけた、小さな範囲の表面の黒い点 結露や汚れが一時的に続いた 表面を掃除してよく乾かし、換気・家具の配置を見直す
拭いても同じ場所に繰り返し出る 湿気の原因が変わっていない、下地に残っている 原因の確認を含めて専門業者へ相談
壁紙のはがれ・ふくらみ、床のしみ 壁の中や下地まで水分が入っている こすらずに写真を残し、早めに相談
部屋や収納のカビ臭さが消えない 見えない場所で発生していることがある 発生源の確認を依頼する
賃貸住宅で見つけた 対応の範囲は契約や状況による 先に管理会社・貸主へ連絡
図3|チェックでカビを見つけたときの判断の目安。

市販の薬剤を使う場合は、製品表示に従い、換気と手袋・メガネなどの保護を心がけてください。塩素系と酸性タイプの製品を混ぜるのは危険です。また、強くこすると素材を傷めたり、表面のカビを広げたりすることがあります。

繰り返すカビ・奥まで入ったカビはMIST工法®で

同じ場所に毎年のように出るカビや、木材・壁紙・コンクリートの奥まで入り込んだカビは、表面を拭くだけでは追いつかないことがあります。MIST工法®は、素材を削らない・こすらないカビ取り技術です。霧状の専用剤をカビの状態や素材に合わせてその都度調整し、素材の奥に入り込んだカビを分解・洗浄したうえで、防カビ処理で予防します。使用する剤は、一般的な処理剤に多い酸性液ではなく、アルカリ性液です。施工は、研修・試験に合格した施工者が行います。

また、ご依頼の際には現地の環境を調査し、結露や換気、家具の配置など、カビが出る原因を分析したうえで防カビアドバイスも行っています。見えない範囲の状態を確かめたい場合は、カビ菌検査(落下菌検査・同定検査)で施工前後を比べる方法もあります。施工の流れはMIST工法®の施工当日はどう進む?、費用の目安はサービス内容と料金をご覧ください。料金は範囲・素材・環境によって大きく異なるため、現地調査のうえでお見積もりします。

こんなときは、一度ご相談ください

  • 窓まわりや北側の壁に、毎年同じように黒いカビが出る
  • 押入れ・クローゼットや寝室のカビ臭さが消えない
  • 結露の水で、窓下の壁紙がはがれたり床が黒ずんだりしている
  • 家具の裏やベッドの下に、広い範囲でカビが見つかった
  • 年末の帰省や来客の前に、住まいの状態を確かめておきたい

写真を見ながらのご相談や、現地調査・カビ菌検査のご依頼も承っています。全国のMISTグループで対応しています。

📞 0120-052-127(フリーダイヤル)お問い合わせフォーム

11月・12月の予定に組み込む|冬支度と年末の大掃除

チェックリストは、一度にすべてを終わらせる必要はありません。11月から12月にかけての予定に合わせて、少しずつ進めるのがおすすめです。

表4|冬本番までの進め方の目安
時期 やっておきたいこと
11月前半 8か所の点検、給気口・フィルターの掃除、湿度計の設置
11月中 家具の配置と収納の見直し、寝具の乾燥、気になるカビの相談
12月(大掃除) 窓まわり・浴室・キッチンの掃除、年末年始の留守前の換気の確認
冬の間 朝の結露の拭き取り、湿度計の確認、同じ場所の変化を写真で記録

年末の大掃除は、寒さが厳しくなる前の暖かい日に進めるほど、水を使う掃除や乾燥がしやすくなります。計画の立て方は年末の大掃除は10月から計画をで紹介しています。年末年始に実家へ帰省する方は、離れて暮らす親の家のカビもあわせてご覧ください。

賃貸オーナー・管理会社・法人のみなさまへ

これからの季節は、入居者さまからの「結露がひどい」「カビが出た」というご連絡も増えていきます。入居者さまへの暮らし方のご案内や、共用部・空室の点検を今のうちに済ませておくと、冬の対応がスムーズになります。詳しくは冬に増える入居者からの「結露・カビ」相談をご覧ください。店舗・事務所・施設のカビについては、店舗・事務所のカビ取り、公共施設のカビ取り、ご相談は法人・業者様のお問い合わせから承っています。

よくあるご質問

Q. 結露は11月から毎日拭いたほうがよいですか?

A. 窓に水滴がたまる日は、朝のうちに拭き取っておくのがおすすめです。結露した水がサッシやパッキン、窓台、窓下の床にたまったままになると、乾く間がなくなりカビが出やすくなります。あわせて、換気や暖房・加湿の使い方を見直し、結露そのものを減らす工夫も続けてください。

Q. 湿度計はどこに置けばよいですか?

A. よく過ごす部屋に加え、寝室や北側の部屋など、結露やカビが気になる部屋にも置いてみるのがおすすめです。暖房器具や加湿器のすぐそば、直射日光の当たる場所は数字がかたよりやすいため避けましょう。毎日同じ時間帯に数字を見ると、変化に気づきやすくなります。

Q. 結露防止シートや除湿剤を使えば、チェックは不要ですか?

A. グッズは結露やこもった湿気を補助的に抑えるためのもので、湿気が生まれる原因や温度差そのものをなくすものではありません。貼ったまま・置いたままにすると、その裏や周りの状態に気づきにくくなることもあります。グッズを使う場合も、ときどき外して確認し、交換や掃除を続けてください。

Q. チェックでカビを見つけました。自分で落としてもよいですか?

A. 初めて見つけた小さな範囲で、表面の汚れであれば、ご自身での掃除から始めても構いません。市販の薬剤を使う場合は製品表示に従い、換気と手袋などの保護を心がけてください。同じ場所に繰り返し出る、壁紙のはがれや床のしみがある、においが残るといった場合は、下地まで入り込んでいることがあるため、専門業者へのご相談をおすすめします。

Q. 賃貸住宅でカビを見つけた場合は、どうすればよいですか?

A. まずは写真を撮り、管理会社や貸主へ連絡してください。どこまでが入居者の対応で、どこからが貸主の対応になるかは、契約や状況によって異なります。ご自身で強い薬剤を使ったり、こすったりする前に相談しておくと、その後の話し合いが進めやすくなります。

Q. カビ菌検査をすると、体への影響がわかりますか?

A. カビ菌検査は、空気中に浮遊するカビの状態や、カビの種類を調べるためのもので、健康への影響を判定するものではありません。体調に不安がある場合は、医療機関にご相談ください。検査の結果は、施工前後の比較や、部屋ごとの状態を比べる材料として役立ちます。

まとめ

  • 11月は朝晩の冷え込みと暖房の使い始めが重なり、結露が本格的に増えはじめる季節
  • 窓・北側・押入れ・寝室・浴室・換気・暖房・湿度計の8か所を、冬本番の前に一度点検する
  • 24時間換気は止めず、湿気が出たらその場で換気扇、湿度計で数字の変化を見る
  • 繰り返す・広い・下地まで入ったカビは、写真を残して早めに専門業者へ相談する
  • MIST工法®は素材を削らずに除カビし、防カビ処理と防カビアドバイスで再発しにくい環境づくりを支える

結露の季節は、これから春先まで続きます。今月中にひととおり点検しておくことが、冬のあいだ住まいを快適に保ついちばんの近道です。

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「毎年同じ場所に結露のカビが出る」「冬の前に一度状態を確かめたい」という方は、お気軽にご相談ください。現地調査・カビ菌検査・MIST工法®による除カビと防カビ処理については、MIST工法®とは/カビ菌検査/サービス内容と料金 をご覧ください。ご相談はお問い合わせ、工務店・管理会社など法人さまは法人・業者様のお問い合わせ、お電話は 0120-052-127 まで。

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