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建築中の雨で濡れた構造材・合板のカビ|工務店・現場監督が引渡し前にやるべき確認と除カビ

上棟の翌日に雨が降り、床合板の上に水がたまっていた。屋根のルーフィングが間に合わず、野地板や梁が濡れてしまった。木造住宅の現場では、こうした「建築中の雨濡れ」は珍しいことではありません。10月は、秋の長雨や台風で現場が濡れやすい時期であり、年末や年度末の引渡しに向けて上棟が続く時期でもあります。これから冬に向けて気温が下がると濡れた材は乾きにくくなり、乾ききらないまま断熱材や内装下地で閉じてしまうと、壁の中や床下でカビが増える原因になりかねません。この記事では、MIST工法®の開発元・本部として、工務店・ハウスメーカーの現場監督の方に向けて、雨で濡れた構造材・合板のカビを、壁を閉じる前にどう確かめ、どう処理し、どう記録して施主さまに説明するかを、公的資料で確かめられた内容をもとに整理します。

この記事の要点

  • 建築中の雨濡れで大切なのは、壁・床を閉じる前に「乾燥 → 含水率の確認 → カビの確認 → 必要なら除カビ・防カビ → 記録」を済ませること。
  • 国総研の資料では、カビによる表面汚染は木材の強度には影響しない一方、腐朽は強度に大きく影響するとされ、腐朽菌が生育しやすい含水率は30%(繊維飽和点)から150%程度とされています。
  • 製材のJASの含水率表示(D15・D20・SD15など)は工場出荷時点の品質。現場で濡れたら、改めて測る必要があります。
  • 国土交通省の資料では、現場での含水率測定は1本につき6か所の平均値で判定する方法が紹介されています。
  • 表面のカビでも、閉じる前に素材を削らない除カビと防カビ処理を行い、写真と数値で施主さまに説明できる状態にしておくのが安心です。

結論|濡れた構造材・合板は「乾かす→測る→カビを確かめる→処理→記録」を、壁を閉じる前に

建築中に雨で濡れた構造材や合板は、濡れたこと自体よりも、乾ききらないまま、あるいはカビが付いたまま壁や床の中に閉じ込めてしまうことが問題になります。閉じたあとは目で確かめることができず、入居後にカビ臭や壁紙のシミとして表に出てから原因を探すことになれば、施主さまとの関係にも工期にも大きな負担がかかります。

進め方の基本は、濡れた範囲を記録する → 水を切って乾かす → 含水率を測って仕様書の所定値と照合する → カビ・変色・腐朽の兆しを確かめる → カビがあれば除カビと防カビ処理 → 再確認して記録をまとめるという順番です。秋雨や台風の時期は雨のたびに乾燥がやり直しになりやすく、これから冬に向けては朝晩の冷え込みで乾きにくくもなります。雨のあとの確認を工程表に組み込んでおくことが、年末や年度末の引渡しを落ち着いて迎えるための近道です。

建築中 雨 濡れ 木材はなぜカビるのか|カビ・変色・腐朽の違い

現場で「カビ」とひとまとめにされがちな木材の劣化には、性質の違うものが含まれています。国土技術政策総合研究所(国総研)の共同研究報告(国総研資料 第975号)では、木材の生物劣化を、表面汚染(いわゆるカビ)、変色、腐朽などに分けて説明しています。

表1|木材に起きる「カビ・変色・腐朽」の違い(国総研資料 第975号より整理)
種類 主な原因生物 起き方 強度への影響
表面汚染(いわゆるカビ) 接合菌類・子嚢菌類など 木材の表面や付着した塵・汚れを養分に生育し、胞子や菌糸の色で汚れる 木材の強度的性質には影響を与えないとされる
変色 主に子嚢菌 材表面だけでなく辺材の内部まで変色する 強度的影響はないとされる
腐朽 主に担子菌 木材の細胞壁の主成分が分解され、細胞壁の構造が崩れる 強度的性質に大きく影響する(最も重視すべき劣化)

同じ資料では、腐朽菌が木材中で生育するには液体の水が必要で、含水率にして30%(細胞壁が水で満たされた繊維飽和状態)から150%程度が適しているとされています。生育に適した温度は菌の種類で異なりますが、おおよそ20〜30℃程度です。また、国土交通省の資料では、木材表面のカビについて、温度(25〜30℃)、水分(木材表面が濡れる状態)、栄養(木材表面に付着した塵埃)が生育条件として挙げられています。

つまり、雨で濡れた材の表面にカビが出ても、それだけで構造的な強さが失われるわけではありません。一方で、濡れた状態が長く続く場所(たまり水ができる床合板の上、乾きにくい小屋裏側の面、木口や仕口)では、カビだけでなく腐朽の条件にも近づいていきます。現場で区別すべきは「表面のカビで済んでいるのか」「水が抜けずに材の中まで濡れ続けているのか」です。

国総研の資料で紹介されている実験では、30℃・95%RHの環境で、腐朽の発生は含水率30%以上が18週以上維持された試験体だったとされています。ただし実験条件は現場と異なるため、この期間を「安全な猶予」と考えるのではなく、濡れたらできるだけ早く乾かすことが基本です。

上棟 雨 カビ|工程ごとの雨濡れリスクと、濡れやすい部位

雨濡れのリスクは工程によって変わります。国土交通省官庁営繕部の「事例調査を踏まえた木造官庁施設の施工管理・工事監理に関する留意事項集」は、国の木造施設向けの資料ですが、住宅の現場にも参考になる点が多くあります。同資料では、施工中の養生で最も必要なことは雨などに濡らさないことであり、可能な限り屋根が先行できる工程計画とすることが必要とされています。

図1|建築工程と雨濡れリスク|上棟から「壁を閉じる」までが要注意
表2|工程ごとに濡れやすい部位と、現場で気をつけたいこと
工程 濡れやすい部位 気をつけたいこと
材料の搬入・集積 集積した構造材・合板 地面から離し、桟木で通風を確保。シートで覆ったままにせず、こまめに外して湿気をこもらせない
上棟(建方) 柱・梁の上面、仕口・ほぞ穴、床合板 たまり水をすぐに排出。床合板の上の水は放置しない
屋根下地 野地板・垂木(小屋裏側の面) ルーフィングまでの時間を短く。小屋裏側は乾きにくいので確認を後回しにしない
外壁下地 耐力面材・間柱、開口部まわり サッシ取付前の開口部、シートの重ね・端部からの吹き込み
断熱・内装下地 (閉じる直前の最終確認) 濡れた部位の乾燥・含水率・カビの確認を済ませてから閉じる

同じ留意事項集では、集積時に養生シートで覆うのが一般的である一方、一定期間集積する場合は養生シートをこまめに外すなど、カビの発生を防ぐ対応が必要とされています。事例として、ラッピング状態が長く続くとカビが生えるケースがあること、雨濡れによるシミの防止と湿気によるカビの防止が相反する問題を抱えていることも紹介されています。また、集成材・CLT・LVLは含水率が低く、特に木口から水分を吸収しやすいとされています。「濡らさない」と「蒸らさない」の両方を意識することが、現場の養生のポイントです。

構造材 カビ|含水率の確認とJASの乾燥材表示の読み方

濡れた材が乾いたかどうかは、見た目や手触りでは判断できません。含水率を測り、設計図書・仕様書の所定値と照合することが基本です。ここで知っておきたいのが、JASの乾燥材表示の意味です。

表3|製材の日本農林規格(JAS)における人工乾燥処理の含水率表示(構造用製材の例)
区分 表示 含水率の基準
仕上げ材 SD15 15%以下
仕上げ材 SD20 20%以下
未仕上げ材 D15 15%以下
未仕上げ材 D20 20%以下
未仕上げ材 D25 25%以下
天然乾燥処理 乾燥処理(天然) 含水率の平均値30%以下

国土交通省の留意事項集では、製材のJAS規格で規定される含水率は、製材工場より出荷される時点のものであり、建方段階を含めて濡れ対策が不十分であれば品質確保上の問題があると指摘されています。JASマークのある乾燥材でも、現場で雨に濡れたあとは改めて確かめる必要がある、ということです。

同資料では、繊維飽和点の含水率は約30%、気乾状態の含水率(気乾含水率)は日本では15%としていることも説明されています。また、公共建築木造工事標準仕様書の規定として、現場での含水率の測定は高周波水分計または電気抵抗式水分計により、1本の製材の異なる2面について、両木口から300mm以上離れた2か所と中央部1か所の計6か所の平均値で判定する方法が紹介されています。

表4|現場で使われる水分計の特徴(国土交通省「留意事項集」より整理)
水分計 測り方 注意点
電気抵抗式 針を打ち込んで測る(通常7mm程度の深さ) 表面に傷がつく。温度の補正が必要で、繊維飽和点以上の含水率は測れない
高周波式 表面に当てるだけで、30mm程度の深さの平均含水率を測る 比重の影響が大きく、樹種・比重に応じた補正が必要。薄い材では誤判定のおそれ
マイクロ波式 材の中心部まで含めた平均値を測る 測れる厚さに限界があり、薄い材には向かない

含水率の合否の基準は、設計図書・仕様書・契約で定められた所定値によります。この記事の数値は資料の紹介であり、現場の合否を判断するものではありません。濡れた直後の表面は高く出るため、測る時期と箇所を記録しておきましょう。

合板 カビ 新築|床・屋根・壁の面材で見落としやすいところ

構造用合板や野地板などの面材は、面積が大きく、濡れた範囲を把握しにくいのが特徴です。床合板は上に水がたまりやすく、屋根の野地板は小屋裏側の面が乾きにくく、壁の耐力面材は外から見えても室内側の状態が見えにくい、というように、部位ごとに見落としやすい面があります。

  • 床合板:上面のたまり水を排出したあと、合板の継ぎ目・端部(小口)、根太や大引との接触部分を確認する
  • 野地板:小屋裏側の面に、しみ・斑点状のカビが出ていないかを点検口や足場から確認する
  • 壁の耐力面材:開口部まわり、シートの重ね・端部の周辺、土台に近い下端を重点的に見る
  • におい:閉め切った室内で、湿った木材やカビのにおいがこもっていないか

国土交通省の留意事項集では、吸水した構造用合板から出る「あく」による汚染への対応も必要とされています。あくによる変色とカビによる斑点は見分けにくいことがあるため、判断に迷うときは写真を残し、必要に応じてカビ菌検査で確かめるのが確実です。同定検査は寒天スタンプで採取し、培養してカビの種類を確定します。落下菌検査は採取を30〜60分程度で行えます。カビの種類については住まいで見つかるカビの種類図鑑でも紹介しています。

雨で濡れた構造材の判断フロー|除カビ・乾燥延長・交換協議の分かれ目

濡れた材の扱いは、「乾いたか」「カビがあるか」「材そのものが傷んでいるか」の3つで分かれます。当社がご相談を受けるときも、次の流れで状況を整理しています。

図2|雨で濡れた構造材・合板の判断フロー|壁を閉じる前に
表5|状態別の対応の目安
確認した状態 対応の目安 判断する人
所定の含水率以下・カビなし 測定値と写真を記録して次工程へ 現場監督・監理者
所定の含水率以下・表面にカビや斑点 除カビと防カビ処理、処理後の写真を記録してから閉じる 現場監督・監理者(施工は専門業者)
含水率が所定値を上回る 乾燥を延長し、たまり水・漏水などの原因を確認して再測定 現場監督・監理者
軟化・層のはがれ・腐朽の疑い 交換の要否を協議。原因の確認と記録を残す 設計者・監理者

交換するかどうかの判断は、設計者・監理者が行うものです。当社は除カビ・防カビの専門業者として、カビの範囲と状態を調べ、削らずに残せる部分を処理する役割を担います。構造上の判断や、雨漏り修理・断熱改修は当社の業務外のため、関係する専門家と連携して進めます。

壁を閉じる前が勝負|MIST工法®による構造材・合板の除カビと防カビ

閉じる前の構造材や合板は、表面が露出しているため、除カビと防カビ処理を行うには一番よいタイミングです。閉じたあとに問題が見つかれば、内装や断熱材をはがす必要が出てきます。壁の中のカビや屋根裏・天井裏のカビの記事でも紹介しているとおり、見えない場所のカビは、原因を探すところから時間がかかります。

MIST工法®は、素材を削ったりこすったりせずにカビを取り除く工法です。霧状の専用剤を、カビの状態や素材に合わせてその都度調整し、素材の奥に入り込んだカビまで分解・洗浄します。使用する専用剤は、一般的なカビ処理剤に多い酸性の液ではなくアルカリ性の液です。除カビのあとには防カビ処理を行い、カビが増えにくい状態に整えます。施工は、研修と試験に合格した施工者が担当します。

構造材や合板をサンダーで削ると、断面が減ったり、表面が荒れたりするおそれがあります。削らずに奥のカビまで処理できることは、これから何十年も建物を支える部材にとって大きな意味があります。処理のあとは、乾燥と含水率を確かめてから次の工程に進みます。

浴室の一部やエアコン内部など小さな範囲のカビは、ハウスクリーニングやエアコン専門業者が向いている場合があります。当社は床下・部屋全体・建物規模のカビ取りと防カビを専門にしています。

こんなときは、一度ご相談ください

  • 上棟後や屋根下地の段階で雨に濡れ、構造材や合板に黒い斑点・しみが出ている
  • 床合板の上に水がたまり、乾いたかどうか判断に迷っている
  • 断熱・内装下地で閉じる前に、カビの有無を第三者の目で確かめたい
  • 施主さまに説明するため、除カビの記録や施工前後の写真を残したい
  • 複数棟・分譲地など、まとまった現場で雨濡れ後の対応をまとめて相談したい

写真を見ながらのご相談や、現地調査・カビ菌検査のご依頼も承っています。全国のMISTグループで対応しています。

📞 0120-052-127(フリーダイヤル)お問い合わせフォーム

施主さまへの説明と記録|引渡し前に残しておきたいこと

雨濡れやカビの対応で後から困りやすいのは、処理そのものよりも「説明の根拠がない」ことです。施主さまが現場を見に来て濡れた材に気づいたとき、あるいは入居後に「建築中に雨に濡れていたのでは」と質問されたとき、写真と数値で経過を示せるかどうかで、受け止め方は大きく変わります。

図3|現場での記録例|雨濡れ・乾燥・測定・処理を1枚にまとめる
表6|記録に入れておきたい項目
項目 書き方の例 説明のときに役立つこと
濡れた日時・天候 11/4 夜〜翌朝の降雨 いつ、どんな雨だったか
部位と範囲 2階床合板の北側、図面に範囲を記入 どこが濡れ、どこは濡れていないか
乾燥の方法と期間 排水・養生の見直し・通風の確保、晴天2日 放置せずに対応したこと
含水率の測定 水分計の種類・設定、測定箇所数、平均値 所定値と照合したこと
カビの確認と処理 処理範囲、処理前後の写真、検査結果 閉じる前に処理したこと
確認者 現場監督・監理者の確認日 社内・関係者で確認したこと

説明の範囲や、費用・責任の扱いは、契約内容や状況によって異なります。一律に決めつけず、必要に応じて専門家にご確認ください。入居後にカビのご相談を受けた場合の考え方は新築なのにカビが出たで、施主さま向けに紹介しています。

工務店・ハウスメーカーとの協業|全国の現場で本部が窓口になります

当社は、MIST工法®の開発元として、建築・住宅会社の方からのご相談を承っています。引渡し前の現場で見つかったカビ、解体中に出てきたカビ、入居後のカビのご相談まで、建築・住宅会社の方へのページで協業の考え方を紹介しています。解体中のカビについてはリフォーム・リノベーションの解体中にカビが見つかったら、協業の全体像は建築・住宅会社との協業もあわせてご覧ください。

ご相談は本部で承り、全国のカビバスターズグループ拠点と連携して現地に伺います。費用は部位・範囲・素材・現場の状況で大きく変わるため、現地調査のうえでお見積もりします。部位ごとの目安はサービス内容と料金に掲載しています。関東・関西・東海で、除カビのあとの内装の修繕までまとめて相談したい場合は、グループ代理店のカビ取リフォームが一貫して対応しています。施工の事例はカビ取り・カビ対策施工例でご覧いただけます。

よくあるご質問

Q. 上棟直後に雨で構造材が濡れました。すぐに工事を止めるべきですか?

A. 現場全体を止める必要があるとは限りません。まず、たまり水を切り、濡れた部位と範囲を写真と図面で記録し、養生を見直して乾かすことが先です。そのうえで、断熱材や内装下地で壁・床を閉じる前に、含水率とカビの有無を確かめてください。濡れた部位の確認が済むまで、その部分を閉じる工程だけを後ろに回すという考え方もあります。工程の判断は、設計者・監理者と相談して決めてください。

Q. 含水率は何%以下なら壁を閉じてよいですか?

A. 判定の基準は、設計図書や仕様書に定められた所定の含水率によります。参考までに、製材の日本農林規格(JAS)では、人工乾燥処理の表示として、仕上げ材は含水率15%以下を「SD15」、20%以下を「SD20」、未仕上げ材は15%以下を「D15」、20%以下を「D20」、25%以下を「D25」と表示する区分があります。ただし、これは工場出荷時点の品質を示すもので、現場で濡れたあとは改めて確かめる必要があります。

Q. 合板の表面にうっすら黒い点が出ています。交換しないといけませんか?

A. 表面のカビであれば、必ずしも交換が必要とは限りません。国総研の資料では、カビによる木材の表面汚染は木材の強度的性質には影響を与えないとされ、強度に大きく影響する腐朽とは区別されています。ただし、見た目や施主さまの安心、壁の中に閉じ込めたあとの再発を考えると、閉じる前に除カビと防カビ処理を行い、記録を残しておくことをおすすめします。軟化・層のはがれ・腐朽の疑いがある場合は、設計者・監理者と交換を協議してください。

Q. 塩素系のカビ取り剤で拭けば十分ではありませんか?

A. 表面の色が薄くなっても、木材や合板の繊維の奥に入ったカビが残ることがあります。また、構造材を濡らし直すことになり、乾燥の工程が延びることもあります。MIST工法®では、霧状の専用剤をカビの状態や素材に合わせてその都度調整し、素材を削らず・こすらずに奥のカビまで分解・洗浄してから、防カビ処理を行います。

Q. 施主さまにはどこまで説明すればよいですか?

A. 説明の範囲や方法は、契約や社内の方針によりますが、「いつ、どこが、どのくらい濡れ、どう乾かし、何を測り、どう処理したか」を写真と数値で示せるようにしておくと、後から質問を受けたときにも落ち着いて対応できます。責任や補償の扱いは契約内容や状況によって異なるため、必要に応じて専門家にご確認ください。

Q. 全国どこの現場でも依頼できますか?費用はどのくらいですか?

A. 本部で承り、全国のカビバスターズグループ拠点と連携して対応します。費用は、部位・範囲・素材・現場の状況によって大きく変わるため、現地調査のうえでお見積もりします。部位ごとの目安はサービス内容と料金のページに掲載しています。工務店・ハウスメーカーなど法人さまは、法人・業者様のお問い合わせからご相談ください。

まとめ

  • 建築中の雨濡れで問題になるのは、乾ききらない材やカビが付いた材を、壁や床の中に閉じ込めてしまうこと
  • カビによる表面汚染は木材の強度に影響しないとされる一方、腐朽は強度に大きく影響し、腐朽菌は含水率30%から150%程度で生育しやすい(国総研資料 第975号)
  • JASの乾燥材表示(SD15・SD20・D15・D20・D25)は工場出荷時点のもの。濡れたら現場で改めて測る
  • 現場の含水率測定は、1本につき6か所の平均値で判定する方法が国土交通省の資料で紹介されている。合否は仕様書の所定値による
  • 養生は「濡らさない」と「蒸らさない」の両立。シートはこまめに外し、たまり水はすぐに排出する
  • 閉じる前にMIST工法®で素材を削らずに除カビし、防カビ処理。写真と数値の記録を施主さまへの説明に生かす

10月は、秋雨や台風が続くなか、年末や年度末の引渡しに向けて工程が詰まり始め、雨のあとの確認が後回しになりやすい時期です。「閉じる前にもう一度確かめる」をひとつの工程として組み込み、判断に迷う現場があれば、写真を添えてお気軽にご相談ください。

参考にした情報

建築中の雨濡れ、引渡し前の構造材・合板のカビでお困りの工務店・ハウスメーカーの方は、全国のカビバスターズグループ拠点と連携して本部が承ります。協業については建築・住宅会社の方へ、木造住宅の施工については木造住宅のカビ取りもご覧ください。現地調査・カビ菌検査・MIST工法®による除カビと防カビ処理については、MIST工法®とは/カビ菌検査/サービス内容と料金 をご覧ください。ご相談はお問い合わせ、工務店・管理会社など法人さまは法人・業者様のお問い合わせ、お電話は 0120-052-127 まで。

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