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カビ菌検査の結果を工事に生かす|施工前後・部屋ごとの比べ方と、結果票で確かめたい項目

 

更新日:(検査方法の説明を更新)

カビ菌検査を受けて結果の紙を受け取ったものの、「この数字は多いの?少ないの?」「カビの名前が書いてあるけれど、危ないの?」と迷った経験はありませんか。秋の長雨や台風のあとは家の中に湿気が残りやすく、衣替えで押入れやクローゼットを開けたときに、夏のあいだに増えたカビに気づく時期です。この記事では、MIST工法®の開発元である当社が、落下菌・付着菌・同定検査の結果を、どう読めばよいかを、厚生労働科学研究や文部科学省の資料で確認できた範囲で整理します。数値の例はすべて架空の例として示します。

この記事の要点

  • 一般の住まいの空気中のカビの量には、国が定めた一律の基準値はない。数字1つで「安全」「危険」は決められない。
  • 落下菌は一定時間に培地へ落ちた菌、付着菌は対象面の菌を調べる。同定分析の判別範囲は検体と方法による
  • 結果は屋外・別の部屋・施工前後と、同じ条件で比べて読む。季節や人の動きでも数値は変わる。
  • 検査でわからないこともある:発生源の場所、壁の中や床下の範囲、健康への影響。
  • 検査は現地調査とセットで。結果を範囲と原因の確認に重ね、除カビ・防カビの計画に生かす。

結論|カビ菌検査の結果は「比べて」読み、現地調査と重ねて工事の計画に使う

カビ菌検査の結果を読むうえで、まず知っておきたいのは、一般の住まいの空気中のカビの量について、一律の基準値がないということです。厚生労働科学研究の「科学的根拠に基づくシックハウス症候群に関する相談マニュアル(改訂新版)」では、一般の室内環境の空気中のカビの量と症状との関係ははっきりしておらず、WHOの報告書などでもガイドライン値の設定はできないとしている、と説明されています。

では、検査の結果は役に立たないのかというと、そうではありません。屋外と比べて室内が多いか、ほかの部屋と比べてどこが多いか、施工の前と後でどう変わったか──このように比べることで、カビの発生源の見当をつけたり、工事の効果を記録したりすることができます。そして、カビの範囲と原因は、現地で床下や壁、換気の経路を確かめてはじめてわかります。検査の結果は、現地調査で見たことと重ねて読むのが基本です。

10月中旬は、夏に増えたカビが見つかりやすく、これから冬の結露シーズンに向けて点検や除カビの段取りを考える時期です。同じマニュアルでは、室内の空気中のカビの濃度は一般に春・秋に高く、冬に低いという季節変動があるとも書かれています。秋に測った結果を冬や春の結果と比べるときは、この季節の違いも頭に入れておきましょう。

カビ菌検査の種類|採取方法と同定分析で何がわかるか

カビ菌検査と一口にいっても、調べる対象によって方法が分かれます。文部科学省の「カビ対策マニュアル」(基礎編)では、これまで微生物調査に主に使われてきた方法として、空気中の菌には落下法、表面に付いた菌には滅菌綿棒で採取して培地に塗る方法があり、近年は一定量の空気を吸い込むサンプラーも使われるようになったと紹介されています。

採取方法と同定分析を分けて考えます

  • 浮遊菌検査:機器で一定量の空気を採取し、検査条件に応じて空気量あたりの菌数を調べます。
  • 落下菌検査:一定時間に培地へ落ちた菌を調べます。採取した空気の体積が分からないため、結果をそのままCFU/m³へ換算できません。
  • 付着菌検査:拭き取りやスタンプなどで対象面から採取します。採取面積・位置・方法を記録して比較します。
  • 同定分析:採取した検体について菌の種類を調べる分析です。採取方法そのものとは別で、判別できる範囲は分析方法や検体の状態によって異なります。

施工前後を比べる場合は、採取・培養条件をそろえます。検査結果だけで水分の原因、健康への影響、将来の再発の有無は判断できません。

方法の確認:せらのカビ菌検査/文部科学省・カビ対策マニュアル/CDC・環境サンプリング(落下法の限界)

当社のカビ菌検査案内では、空気・表面の採取方法と同定分析を説明しています。検査を選ぶ前に「空気量あたりの菌数」「一定時間に落下した菌」「対象面の菌」「菌の種類」のどれを確認したいかを整理します。同定分析で属・種のどこまで判別できるかは、検体と分析方法を確認してください。

建物の衛生管理の基準としては「建築物環境衛生管理基準」があり、空気環境の項目として浮遊粉じん、一酸化炭素、二酸化炭素、温度、相対湿度(40%以上70%以下)、気流、ホルムアルデヒドが定められています。空気中のカビの量はこの項目に含まれていません。

落下菌検査の見方|数値は「その時・その場所」の空気の状態

落下菌検査は、ふたを開けた培地を一定時間置き、空気中から落ちてきたカビを培養して、生えてきた集落(コロニー)を数える方法です。文部科学省の「カビ対策マニュアル」(基礎編)では、施設内の落下カビの採り方として、培地を床上60〜70センチメートルに置いて一定時間ふたを外し、落下菌が多い環境では20分程度、少ない環境では1時間程度開けておき、その後27度で2〜7日間培養する手順が紹介されています。つまり、結果が出るまでには培養の日数がかかるということです。

落下菌検査の結果を読むときに大切なのは、数値がその時・その場所の空気の状態を表しているという点です。同じマニュアルでは、空気中に漂う胞子の量は人の活動に左右されるため、一定の条件で採らない限り、量を比べることはできないと注意しています。

表2|落下菌検査の数値を動かす主な条件
条件 数値への影響 そろえ方の例
人の動き・作業 歩く・掃除する・荷物を動かすと、ほこりや胞子が舞い上がる 採取中は入室を控える。始業前など同じ時間帯に採る
換気・窓の開閉 外気が入ると屋外のカビの影響を受ける 窓の開閉やレンジフード・換気扇の状態を記録しておく
季節・天気 室内の空気中のカビは一般に春・秋に高く、冬に低い 施工前後はできるだけ近い時期・似た天気で比べる
置く場所と高さ 壁ぎわ・部屋の中央・床に近い場所で差が出る 同じ位置・同じ高さに置き、写真で残す
置く時間・培地 時間が長いほど多く受ける。培地の種類で育ちやすいカビが変わる 時間と培地をそろえる。結果票に書かれているか確かめる

反対に、数値が低いから安心、とも言い切れません。カビが壁の中や床下など空気が動きにくい場所にあると、室内の空気中には胞子が出にくいことがあります。文部科学省の「カビ対策マニュアル」では、相対湿度90パーセント以上の空間であれば胞子の飛散は起こりにくいとも書かれています。カビ臭さ、壁紙のしみや浮き、結露の跡があるときは、数値だけで判断せず、現地で確かめることが大切です。

付着菌・同定検査の見方|「何のカビが、そこにいるか」を読む

付着菌検査は対象面から検体を採取する検査です。同定分析は菌の種類を調べる工程で、採取方法とは別です。判別できる範囲は検体と分析方法によって異なります。

結果の読み方で気をつけたいのは、採った点の結果は、その点の情報だということです。文部科学省の「カビ対策マニュアル」(実践編)では、滅菌綿棒は乾燥に強いカビを主に採取している点に注意が必要なこと、菌糸だけを採ってうまく培養できない例も多いこと、逆にほこりを一緒に採ると、培養したときにいろいろなカビが育って、被害を起こしているカビを判断できない場合もあることが書かれています。基礎編でも、培地の選び方によって育ちやすいカビが違うこと、生きていても培養できない状態のカビがあることが説明されています。

表3|同定検査の結果票で確かめたい項目
項目 見るポイント 読み違えやすい点
採取した場所 どの部屋の、どの素材の、どの面か 1点の結果を、部屋全体や建物全体の結果と思い込む
採取の方法 スタンプか、綿棒か、落下か 方法が違う結果どうしを、そのまま比べる
検出されたカビの名前 属名(例:クラドスポリウム)や、さらに詳しい種別 名前だけで「危険」「安全」を決める
複数の種類が出た場合 多く出ている種類はどれか ほこり由来のカビまで、発生源のカビと思い込む
備考・所見 採取時の状況、目視の所見 備考を読まずに、名前の欄だけを見る

カビの名前がわかると、湿気の原因を考える手がかりになります。たとえば、水気の多い場所を好むとされる種類が壁から出ていれば、結露や漏水など水の出どころを疑うきっかけになります。名前ごとの特徴は住まいで見つかるカビの種類図鑑で詳しく紹介しています。ただし、厚生労働科学研究の「科学的根拠に基づくシックハウス症候群に関する相談マニュアル(改訂新版)」でも、一般の方への空気中のカビのばく露で感染症が生じることはまれとされる一方、カビがアレルギーの原因になることがあるとも書かれており、名前だけで健康への影響を判断することはできません。体調が気になるときは医療機関にご相談ください。

結果の比べ方|施工前後・部屋ごと・屋外と「同じ条件」で並べる

基準値がない以上、結果は何かと比べて読むことになります。厚生労働科学研究の「科学的根拠に基づくシックハウス症候群に関する相談マニュアル(改訂新版)」によると、空気中のカビの濃度は一般に外気の方が室内より高く、換気によって外気の影響を受けます。一方で、外気と室内ではカビの組成が異なり、特にペニシリウム属は室内に多く見られるとされています。つまり、屋外の値は「比べる物差し」として役に立ちますが、数だけでなく、どんな種類が多いかもあわせて見ると、室内に発生源があるかどうかを考えやすくなります。

図2|落下菌検査の結果を「比べて」読むイメージ(架空の例)

図2は、読み方を説明するための架空の例です。実際の測定結果ではありません。この例では、同じ日・同じ時間帯に、屋外とリビング、北側の洋室、クローゼット前で落下菌検査を行ったと仮定しています。

表4|架空の例:部屋ごとの落下菌検査の結果と読み方(数値は説明用)
採取場所 施工前(架空) 施工後(架空) 読み方の例
屋外(玄関前) 12個 — 比べるための物差し。同じ日・同じ時間帯に採る
リビング 8個 6個 屋外と同じくらいか少ない。大きな発生源は考えにくい
北側の洋室 35個 10個 屋外やリビングより目立って多い。壁の結露やしみの周りを現地で確かめる
クローゼット前 48個 14個 最も多い。収納の奥の壁・床板、しまっていた物を確かめる

表4と図2の数値はすべて架空の例です。実際の結果は、建物・季節・採取の条件によって大きく変わります。また、当社の落下菌検査の結果はレベルで表示されます。数値の多い・少ないの目安は、結果のご説明の際に、現地で確認したこととあわせてお伝えします。

表5|比べ方の組み立て方
比べ方 わかること そろえたい条件
屋外と室内 室内に発生源がありそうか 同じ日・同じ時間帯。種類の違いも見る
部屋どうし どの部屋・区画を優先して調べるか 同じ時間帯・同じ高さ・同じ置き時間
施工前と施工後 除カビ・防カビの前後の変化の記録 同じ場所・近い時期・似た天気・換気の状態
季節をまたいだ定期測定 建物の傾向と、変化の早期発見 毎回同じ条件(例:朝の始業前)

文部科学省の「カビ対策マニュアル」では、毎日始業前に採るなど、一定期間ごとに同じ条件で採取して空間の状態を管理するのが最良だとしています。年間を通した点検の時期は月別カビ点検カレンダーもあわせてご覧ください。

検査でわからないこと|範囲・原因・健康への影響は別に確かめる

検査は便利ですが、万能ではありません。結果を読むときは、検査で答えが出ないことをはっきりさせておくと、読み違いを防げます。

  • カビがどこから出ているか:落下菌検査の数値が高くても、発生源が壁の中なのか、床下なのか、家具の裏なのかは、現地で確かめる必要があります。
  • どこまで広がっているか:付着菌・同定検査は採った点の情報です。壁の中や床下、天井裏の広がりは、点検口からの確認や目視、においなどとあわせて判断します。
  • 湿気の原因:結露・漏水・雨漏り・地面からの湿気・換気不足など、原因は検査の数値には書かれていません。原因は結露とカビの仕組みでも解説しています。
  • 健康への影響:当社の検査は建物の中のカビの状態を把握するためのもので、健康被害の有無を判定するものではありません。

カビ菌検査の結果について、あわせて知っておきたい測定方法の基本はカビ菌検査で何が分かるのか、検査を使うべき場面はカビ菌検査という選択肢で紹介しています。この記事は、その中でも結果の読み方に絞って整理しています。

検査結果を工事の計画に生かす|範囲と原因を確かめてMIST工法®で除カビ

当社では、カビ菌検査を現地調査とセットで考えています。検査の結果で「どの部屋・どの区画が気になるか」「どんな種類のカビか」の見当をつけ、現地で床下・壁・天井・換気の経路・水の出どころを確かめて、施工の範囲と順番を決めます。

図3|検査の結果を、除カビ・防カビの計画に生かす流れ
表6|結果のパターンと、次に確かめたいこと
結果のパターン 考えられること 次に確かめたいこと
特定の部屋だけ屋外より目立って多い その部屋の周りに発生源がある可能性 外壁側の壁・北側・収納の奥・家具の裏、結露の跡
どの部屋も屋外と同じくらい 室内に大きな発生源がない可能性。ただし見えない場所は別 カビ臭や、しみ・浮きがないか。床下・天井裏の点検
数値は低いがカビ臭が強い 壁の中・床下など空気中に出にくい場所のカビ 点検口からの確認、壁紙の裏、床下の湿気
表面の同定で水気を好む種類 結露・漏水・雨漏りなど水の出どころ 漏水・雨漏りの有無と、建材が濡れていた期間
施工後に数値が下がった 空気中のカビの状態が変化した記録 季節・条件の違いを確認。原因への対処が続いているか

MIST工法®は、素材を削らない・こすらないカビ取り技術です。霧状の専用剤を、カビの状態や素材に合わせてその都度調整し、素材の奥に入り込んだカビを分解・洗浄します。使用する専用剤は、一般的なカビ処理剤に多い酸性の液ではなくアルカリ性の液です。除カビのあとには防カビ処理を行い、カビが増えにくい状態に整えます。施工は、研修と試験に合格した施工者が担当します。現地の環境を調べて原因を分析し、換気や設備の配置について助言する防カビアドバイスもあわせて承っています。

浴室の一部やエアコン内部など小さな範囲のカビは、ハウスクリーニングやエアコン専門業者が向いている場合があります。当社は床下・部屋全体・建物規模のカビ取りと防カビを専門にしています。

こんなときは、一度ご相談ください

  • カビ菌検査の結果を受け取ったが、数値や種類の意味がよくわからない
  • 特定の部屋やクローゼットだけ、カビ臭さや黒い点が続いている
  • 壁紙のしみ・浮き、床下の湿気など、見えない場所の広がりが気になる
  • 漂白や拭き掃除をしても、しばらくすると同じ場所にカビが戻ってくる
  • 賃貸・売却・引渡しの前に、検査と施工前後の記録を残しておきたい

写真を見ながらのご相談や、現地調査・カビ菌検査のご依頼も承っています。全国のMISTグループで対応しています。

📞 0120-052-127(フリーダイヤル)お問い合わせフォーム

管理会社・オーナー、工務店・設計者、施設管理者などプロの方からは、「入居者や施主に説明するために、部屋ごとの状態と施工前後の変化を記録したい」というご相談もいただきます。検査の結果・現地調査の所見・施工前後の写真を組み合わせると、説明資料として使いやすくなります。建築会社さまは建築・住宅会社の方へ、そのほかの法人さまは法人・業者様のお問い合わせからご相談ください。店舗・事務所は店舗・事務所のカビ取り、公共施設は公共施設のカビ取りもご覧ください。

費用は、範囲・素材・環境によって大きく変わるため、現地調査のうえでお見積もりします。部位ごとの目安はサービス内容と料金に掲載しています(例:室内壁面クロス1,650円〜/㎡、築40年未満の和室木材部6畳132,000円〜〔天井除く、6畳を超える場合は1畳ごとに+11,000円〕、いずれも税込)。全国のカビバスターズグループ拠点と連携して対応しますので、まずは本部にご相談ください。

検査を頼む前に|結果を読みやすくするための準備

検査の結果を役立てるには、何を知りたいかを先に決めておくことが大切です。目的によって、選ぶ検査も採る場所も変わります。

  1. 気になる場所をこすらずに写真に撮り、場所・広さ・色・においの有無・いつごろからかをメモする
  2. 比べたい場所(気になる部屋、比較する部屋、屋外)を決めておく
  3. 検査の前日から当日は、大掃除や大がかりな片付けを控える(数値が普段と変わりやすいため)
  4. 結露・漏水・雨漏り・浸水の履歴、リフォームの時期などを思い出しておく
  5. 施工後に比べたい場合は、同じ場所・同じ条件で測り直せるよう、置いた位置を記録しておく

秋のうちに検査と現地調査を済ませておくと、冬の結露シーズン前や、年末・年度末の工事の計画に間に合わせやすくなります。検査を含めた現地調査で何を見ているかは現地調査で何を見ているのかで紹介しています。

よくあるご質問

Q. カビ菌検査の結果に「基準値」はありますか?

A. 一般の住まいの空気中のカビの量について、国が定めた一律の基準値はありません。厚生労働科学研究の相談マニュアルでは、一般の室内環境の空気中のカビの量と症状との関係ははっきりしておらず、WHOの報告書などでもガイドライン値の設定はできないとされている、と説明されています。そのため結果は、屋外や別の部屋、施工前後と比べて読むのが基本です。

Q. 落下菌検査の数値が高ければ、健康に悪いということですか?

A. 数値だけで健康への影響を判断することはできません。当社のカビ菌検査は、建物の中のカビの状態を把握するためのもので、健康被害の有無を判定するものではありません。体調や症状が気になるときは、住まいの調査とは別に医療機関にご相談ください。

Q. 落下菌検査で数値が低ければ、カビの心配はないと考えてよいですか?

A. そうとは限りません。落下菌検査は、その時・その場所の空気の状態を見るものです。壁の中や床下など、空気中に胞子が出にくい場所のカビは数値に表れにくいことがあります。カビ臭さやしみ、結露の跡があるときは、数値にかかわらず現地で確かめることをおすすめします。

Q. 同定検査でカビの種類がわかれば、除カビの方法や料金が決まりますか?

A. 種類は、湿気の原因を考える手がかりになりますが、施工の中身と料金を大きく左右するのは、カビの範囲・素材・湿気の原因です。MIST工法®では、カビの状態や素材に合わせて専用剤をその都度調整します。料金は現地調査のうえでお見積もりしており、目安はサービス内容と料金のページに掲載しています。

Q. 施工後にもう一度検査をすると、何がわかりますか?

A. 施工前と同じ場所・同じ条件で測り直すと、空気中のカビの状態の変化を記録として残せます。ただし、数値は季節や人の出入り、換気の状態によっても動くため、1回の比較だけで良し悪しを決めず、目視やにおいの確認とあわせて判断します。

Q. 管理会社・工務店として、入居者や施主への説明に検査結果を使えますか?

A. 使えます。部屋ごとの比較や施工前後の記録、カビの種類を、現地調査の結果や写真とあわせてまとめると、説明資料として役立ちます。法人・業者さまは法人・業者様のお問い合わせ、建築・住宅会社さまは建築・住宅会社の方へのページからご相談ください。

まとめ

  • 一般の住まいの空気中のカビの量には、国が定めた一律の基準値はない。数字1つで安全・危険は決められない
  • 落下菌は一定時間に培地へ落ちた菌、付着菌は対象面の菌を調べる。同定分析の判別範囲は検体と方法による
  • 結果は屋外・別の部屋・施工前後と、同じ条件で比べて読む。人の動き・換気・季節で数値は変わる
  • 発生源の場所、壁の中や床下の範囲、湿気の原因、健康への影響は、検査だけではわからない
  • 空気・表面の採取方法と同定分析を分けて選び、現地調査と組み合わせる
  • 結果を範囲と原因の確認に重ね、原因への対処とMIST工法®の除カビ・防カビ処理につなげる

カビ菌検査の結果は、怖がるための数字ではなく、建物のどこを確かめ、どこから手を付けるかを決めるための材料です。

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カビ菌検査の結果の読み方や、検査を含めた現地調査、広がったカビの除カビについては、全国のカビバスターズグループ拠点と連携して本部が承ります。よくあるご質問はQ&A、施工の事例はカビ取り・カビ対策施工例、木造住宅は木造住宅のカビ取りもご覧ください。現地調査・カビ菌検査・MIST工法®による除カビと防カビ処理については、MIST工法®とは/カビ菌検査/サービス内容と料金 をご覧ください。ご相談はお問い合わせ、工務店・管理会社など法人さまは法人・業者様のお問い合わせ、お電話は 0120-052-127 まで。

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