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沖縄のホテル・民泊・リゾート物件のカビ|客室まるごとのカビ臭と口コミを防ぐ、閑散期の一括施工

10月に入り、沖縄では台風シーズンも終盤です。夏休みの繁忙期がひと段落したホテルや民泊、リゾート物件では、「客室に入るとカビ臭い」「口コミでにおいを指摘された」「台風で閉め切っていた部屋の壁に黒い点が出た」といったご相談が増えてきます。気象庁の平年値では、那覇の10月の平均湿度は72%、11月も69%。本土が乾き始める時期も、沖縄の客室は湿気の多い状態が続きます。この記事では、沖縄の宿泊施設で客室まるごとにカビとにおいが広がる理由と、清掃では追いつかないサイン、そして閑散期にフロア・棟単位でまとめて除カビする計画の立て方、施工前後の記録と日常点検までを、施設を運営する方の目線でまとめました。

この記事の要点

  • 那覇の平均湿度は3〜10月の8か月が70%以上、宮古島は12か月すべて70%以上(年77%)。沖縄の客室は、一年の大半が湿気の多い状態です(気象庁・平年値)。
  • 沖縄地方への台風接近は平年で年7.7個。台風による閉め切り・停電・雨の吹き込みのあとは、客室の湿気が抜けにくくなります。
  • 客室のカビ臭は、壁紙の裏・カーテン・マットレス・クローゼット・ベッドヘッド裏など「見えない面」から出ていることが多く、消臭だけでは戻りやすいです。
  • においの指摘が複数の部屋に及ぶなら、閑散期にフロア・棟単位でまとめて施工すると、販売を止める回数と期間を計画的に抑えられます。
  • 施工前後にカビ菌検査で記録を残し、点検表で早めに気づく体制をつくることが、口コミを守る近道です。

結論|沖縄のホテル・民泊のカビは「客室まるごと」で考え、閑散期にまとめて施工する

沖縄のホテル・民泊・リゾート物件で客室のカビ臭が続くときは、一部屋ずつ見えるカビを拭くのではなく、においの出ている部屋を記録して範囲をつかみ、閑散期にフロアや棟の単位でまとめて除カビと防カビ処理を行い、その後は点検表で早めに気づくという順番で考えるのが基本です。

沖縄は年間を通して湿度が高く、客室は空室期間の閉め切り、台風時の停電や雨の吹き込み、海からの湿った風といった条件にさらされます。ひとつの部屋でにおいが出ているとき、同じ向き・同じフロアの部屋でも同じことが起きていることが少なくありません。部屋ごとに対応していると、販売停止が何度も発生し、そのたびに清掃や再確認の手間もかかります。

10月は、夏の繁忙期にたまった湿気の影響が表に出てくる時期であり、同時に冬の閑散期に向けて計画を立て始めるのにちょうどよい時期でもあります。沖縄全体のカビの傾向は柱記事の沖縄のカビ対策|気象庁データで見る湿気の1年と、家・モノ・台風後の守り方で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

沖縄の宿泊施設がカビやすい理由|湿度・台風・海沿い・空室の閉め切り

まず、沖縄の気候を数字で確かめておきましょう。下の図は、気象庁が公表している那覇と宮古島の月別平均湿度(1991〜2020年の平年値)と、沖縄地方への台風の接近数です。

図1|那覇・宮古島の月別平均湿度と台風の接近数(気象庁・平年値)。

那覇では3月から10月までの8か月、宮古島では12か月すべてで平均湿度が70%を超えています。一般に、湿度が70%を超える状態が続くとカビが増えやすいといわれます。屋外の空気がすでにこの水準にある以上、客室の湿度は空調と換気の運用しだいで大きく変わります。

表1|沖縄の宿泊施設でカビが増えやすい4つの条件
条件 客室で起きること 特に注意したい施設
一年を通した高い湿度 空調を止めた時間に湿気がたまり、布製品や壁紙の裏が湿ったままになる すべての宿泊施設
台風と停電・閉め切り 窓を閉め切り、空調も止まると、数日で湿気がこもる。雨の吹き込みで壁や床が濡れることも 海沿い・高層階・窓の大きい客室
海沿いの湿った風 窓を開けて換気しにくく、潮風で窓まわりやカーテンが湿りやすい オーシャンビューの客室・ヴィラ
空室期間の長さ ゲストのいない部屋は空調が止まりがちで、クローゼットや寝具に湿気がこもる 民泊・一棟貸し・季節営業の施設

台風の接近は7〜10月に集中し、沖縄地方全体では平年で年7.7個、10月も1.1個あります。台風のあとに停電や閉め切りが続いた客室は、再開前に一度においと壁まわりを確認しておくと安心です。台風のあとの建物全体の点検は台風・大雨のあとに確認したい家のカビでも詳しく紹介しています。

客室でカビとにおいが広がる場所|においのもとは「見えない面」

客室のカビ臭さは、目に見える黒い点よりも、清掃の手が届きにくい面から出ていることが多くあります。下の図は、一般的な客室でカビとにおいが広がりやすい場所をまとめたものです。

図2|客室でカビとにおいが広がりやすい場所(模式図)。
表2|客室の場所別|カビが出やすい理由と確認のポイント
場所 カビが出やすい理由 確認のポイント
窓まわり・外壁側の壁 冷房で冷えた壁や窓に湿気が集まり、結露しやすい 窓下の壁紙のはがれ・浮き、巾木(はばき)まわりの黒ずみ
カーテン・レース 結露や潮風の湿気を吸い、乾きにくい すその黒い点、裏地の変色、部屋に入ったときのにおい
ベッドヘッド裏・家具の裏 家具で空気が動かず、清掃でも動かしにくい 定期的に家具を動かし、壁の下の方と角を確認
マットレス・布張り家具・カーペット 布製品が湿気をため込み、表面からは見えにくい 裏面や脚まわりの変色、座ったときのにおい
クローゼット・収納 扉を閉めたまま空室期間が続くと湿気がこもる 内側の壁・床板のしみ、ハンガーや布製品のにおい
天井・水まわりと接する壁 上階や隣の水まわり、配管の結露や漏れが原因になることがある 天井のしみの形、壁のふくらみ、床のふやけ

におい探しの考え方はカビ臭・下水臭・生乾き臭の見分け方でも紹介しています。客室の場合は、ゲストのいない状態で窓と扉を閉めて一定時間おき、入室した瞬間のにおいを確かめると、においの強い部屋が比較しやすくなります。

客室まるごとのカビ臭が口コミにつながる理由と、清掃では追いつかないサイン

宿泊施設にとって、客室のにおいは写真には写らないものの、ゲストが部屋に入った瞬間に気づく情報です。清掃が行き届いていても、カビ臭さがあると「清潔感がない」という印象につながりやすく、口コミで指摘されると、その後の予約にも影響しかねません。

一方で、日々の清掃で落とせるカビと、素材の奥に入り込んだカビは別のものです。表面の汚れは客室清掃やハウスクリーニングで対応できますが、壁紙の裏や石膏ボード、木材、コンクリートの細かな凹凸に入り込んだカビは、表面を拭いても条件がそろうと再び出てきます。次のようなサインがあれば、清掃の範囲を超えている可能性があります。

表3|清掃で対応できる範囲と、専門業者への相談を考える目安
状況 清掃・日常管理で対応 専門業者への相談を検討
見た目 表面の小さな汚れ・点がすぐに落ちる 拭いても同じ場所に黒い点が戻る、壁紙の裏から色がにじむ
におい 換気と空調の運転で消える 換気してもにおいが残る、入室の瞬間にカビ臭がする
範囲 一部屋の一部分 複数の部屋、同じ向き・同じフロアで似た症状
口コミ・クレーム 単発の指摘で、原因がはっきりしている 同じ部屋や同じフロアで、においの指摘が続く
建物の状態 濡れた形跡がない 雨の吹き込み・漏水・天井のしみがあった

浴室の一部やエアコン内部など小さな範囲のカビは、ハウスクリーニングやエアコン専門業者が向いている場合があります。当社は床下・部屋全体・建物規模のカビ取りと防カビを専門にしています。

ホテル・民泊・リゾート物件|施設のタイプ別に見る注意点

同じ宿泊施設でも、建物の規模や運営の形によって、カビの出方と進め方は変わります。沖縄でよくご相談いただくタイプごとに、注意したい点を整理しました。

表4|施設のタイプ別|カビが広がりやすい理由と進め方の考え方
施設のタイプ カビが広がりやすい理由 進め方の考え方
シティホテル・リゾートホテル 客室数が多く、同じ向き・同じ空調系統の部屋で症状がそろいやすい 記録を集計してフロア・系統ごとに範囲を把握し、閑散期に区切って施工
コンドミニアム・ヴィラ キッチンや洗濯機があり室内で水を使う。海沿いで窓の大きい建物も多い 建物ごとに状態を確認し、ゲストの入れ替えに合わせて棟単位で計画
民泊・一棟貸し ゲストのいない期間に閉め切られ、オーナーが遠方のことも多い 写真共有で状態を把握し、建物全体を一度に確認・施工
ゲストハウス・社員寮・合宿所 相部屋や共用部で布製品が多く、換気の運用が人任せになりやすい 共用部を含めて範囲を決め、利用の少ない時期に一括で施工

民泊や一棟貸しでは、久しぶりに建物を開けたら家じゅうがカビ臭かった、というケースもあります。その場合の確認の手順は空き家・長期不在の家がカビる理由も参考になります。ホテル・旅館全般の考え方については、全国向けにまとめたホテル・旅館・民泊の客室カビもあわせてご覧ください。

MIST工法®で客室を丸ごと除カビ|素材を削らず、防カビ処理まで

客室の壁紙や木部、天井、家具まわりなど、広い範囲にカビが入り込んでいる場合、張り替えや交換だけで対応しようとすると、工事の期間も費用も大きくなりがちです。しかも、下地にカビと湿気の原因が残ったままでは、新しい内装の下で再びカビが増えることがあります。

MIST工法®は、素材を削らない・こすらないカビ取り技術です。霧状の専用剤をカビの状態や素材に合わせてその都度調整し、素材の奥に入り込んだカビを分解・洗浄したうえで、防カビ処理を行います。使用する剤は、一般的な処理剤に多い酸性液ではなく、アルカリ性液です。施工は、研修・試験に合格した施工者が担当します。詳しくはMIST工法®とはをご覧ください。

素材を生かしたまま処理できるため、内装を大きく解体せずに客室を再開しやすいのが、宿泊施設にとっての利点です。傷みが大きく交換が必要な部分だけを補修すれば、改装の範囲も必要なところに絞れます。料金の目安は次のとおりです。

表5|MIST工法®の料金の目安(税別・「サービス内容と料金」より)
施工の対象 料金の目安 客室での例
室内壁面(クロス) 1,500円〜/㎡ 客室の壁一面、窓まわりの壁
和室木材部(6畳・築40年未満) 120,000円〜(天井除く、6畳超は1畳ごと+10,000円) 和室の客室、古民家を改装した宿の木部
コンクリート外壁 1,200円〜/㎡ 建物外壁の黒ずみ(外まわりの確認時)
一般住宅の外壁(築40年未満) 3,500円〜/㎡ 一棟貸し・ヴィラの外壁

実際の金額は、客室数・範囲・素材・建物の環境によって大きく変わります。複数の客室や建物全体の施工は、現地調査のうえでお見積もりします。料金の考え方はサービス内容と料金、現地調査で何を確認しているかは現地調査で何を見ているのかで紹介しています。

こんなときは、一度ご相談ください

  • 同じフロア・同じ向きの複数の客室で、においの指摘が続いている
  • 客室の壁一面や天井に黒い点が広がり、拭いても戻る
  • 台風や停電のあと、閉め切っていた客室・棟全体がカビ臭い
  • 民泊・一棟貸しの建物全体を、次のシーズン前に整えたい
  • 閑散期や改装に合わせて、施設全体の調査と施工計画を立てたい

写真を見ながらのご相談や、現地調査・カビ菌検査のご依頼も承っています。全国のMISTグループで対応しています。

📞 0120-052-127(フリーダイヤル)お問い合わせフォーム

沖縄県内の施設のご相談は、地元のグループ拠点へ直接でも

カビバスターズグループの沖縄拠点「カビバスターズ沖縄(稼大エンジニアリング株式会社)」が、県内の現地調査・施工に対応しています。
所在地:沖縄県国頭郡金武町伊芸1996-13/電話:080-3977-9591
本部(0120-052-127)へのご相談も、内容に応じて沖縄の拠点と連携して対応します。宮古島・石垣島など沖縄本島以外の施設は、対応の可否や日程をお問い合わせのうえでご確認ください。

閑散期の一括施工|フロア・棟単位で計画を立てる

客室のカビ取りで悩ましいのは、施工する部屋は販売を止めなければならないことです。そこでおすすめしているのが、稼働が落ち着く時期に合わせて、フロアや棟の単位でまとめて施工する方法です。下の図は、計画の流れの一例です。

図3|閑散期に客室をまとめて施工する計画の流れ(例)。

1. 繁忙期のうちに記録を集める

においの指摘、清掃スタッフの気づき、口コミの内容を、部屋番号・日付とともに記録しておきます。記録がたまると、同じ向きや同じフロア、同じ空調系統の部屋に偏りがあるかどうかが見えてきます。この情報が、施工範囲を決めるときの大切な手がかりになります。

2. 閑散期の数か月前に現地調査とカビ菌検査

代表的な客室と共用部、空調・換気まわりを確認し、必要に応じてカビ菌検査で状態を把握します。見た目にはきれいな部屋でも、においの記録が多い部屋と比べることで、範囲の判断材料になります。

3. 区切り方と日程を決め、販売計画に反映する

部屋ごと・フロアごと・棟ごとのどの単位で施工するかを決め、販売を止める部屋と期間を確定します。施工中の動線や資材の置き場、ほかのゲストへの配慮も、この段階で打ち合わせます。

4. 閑散期に除カビ・防カビ、再開後は点検へ

決めた区切りに沿ってMIST工法®で除カビと防カビ処理を行い、必要な補修を済ませてから販売を再開します。再開後は日常点検で様子を見ていきます。

表6|施工の区切り方の比較
区切り方 向いている場面 気をつけたいこと
部屋ごと においの指摘が特定の数室に限られている 工程が長引き、同じ階で作業が何度も続く
フロアごと 同じ階・同じ向きの部屋に症状がそろっている エレベーターや廊下の動線を分ける段取りが必要
棟・建物ごと 閑散期や改装に合わせて一度に整えたい、民泊・ヴィラの一棟 販売を止める期間をまとめて確保する必要がある

気候の面では、那覇の平均湿度が70%を下回るのは11月〜2月で、台風の接近も7〜10月に集中します。施設ごとに閑散期は異なりますが、施工後の換気や乾燥まで含めて考えると、この時期を候補にするのもひとつの考え方です。10月のうちに相談を始めておくと、冬の閑散期の販売計画に間に合わせやすくなります。

施工前後の記録とカビ菌検査

施設でのカビ対策では、施工したことを記録として残すことが大切です。施工前後の写真に加えて、カビ菌検査で状態を記録しておくと、施工の効果を確認する材料になり、社内での報告や、オーナー・運営会社との共有にも役立ちます。

表7|カビ菌検査の種類と、宿泊施設での使い方
検査の種類 内容 宿泊施設での使い方
落下菌検査 室内の空気中から落ちてくるカビを採取して調べる。採取は30〜60分程度 においの強い客室と、問題のない客室を比べて範囲をつかむ
同定検査 寒天スタンプで表面から採取し、培養して種類を確定する 壁やカーテンなど、気になる面の状態を詳しく確かめる

検査の使い分けはカビ菌検査という選択肢で詳しく紹介しています。

カビ菌検査は、健康被害の有無を判定するものではありません。ゲストやスタッフの体調に関する判断は、医療機関の領域です。

スタッフの日常点検表|早めに気づいて、閑散期の計画につなげる

施工後にきれいな状態を保つには、スタッフが日々の業務の中で早めに気づける仕組みが欠かせません。特別な作業を増やすのではなく、清掃や客室管理の流れに点検を組み込むのが続けるコツです。

図4|客室のカビを早めに見つけるための点検表(例)。
  • 毎回の清掃で:入室時のにおい、窓・サッシ・カーテンのすそ、ベッドヘッド裏、クローゼットの中を確認し、気づいたことを部屋番号で記録する
  • 空室・台風のあとに:閉め切っていた部屋は換気と空調運転を行い、湿度計で室内の湿度を確認する。雨の吹き込みや天井・壁のしみは写真で残す
  • 季節ごとに:記録を集計し、においの多い部屋や同じ向きの部屋の偏りを確認して、閑散期の施工計画に反映する

空室の多い時期は、ゲストがいなくても空調や除湿を定期的に運転するなど、湿気をためない運用が大切です。空調や換気設備そのものの点検・清掃は、設備の保守を担当する業者と相談しながら進めてください。

よくあるご質問

Q. 客室のカビ臭さは、消臭剤やオゾン脱臭で消せませんか?

A. においを一時的に和らげることはできても、壁紙の裏やカーテン、マットレスなどにカビが残っていると、湿度が上がったときに再びにおいが戻ることがあります。清掃や消臭をしてもにおいの指摘が続く部屋は、においのもとになっている場所を確かめることが先です。現地調査やカビ菌検査で、どこに、どのくらいカビがあるのかを把握したうえで対策を考えるのがおすすめです。

Q. 営業を止めずに客室のカビ取りはできますか?

A. 部屋ごと・フロアごとに区切って施工すれば、施設全体の営業を続けながら進められる場合があります。ただし、施工する部屋はその期間販売を止める必要があります。どの単位で区切るか、何日かかるかは、客室数・範囲・建物の状態によって変わるため、現地調査のうえで稼働計画に合わせた工程をご提案します。

Q. 閑散期はいつごろに施工するのがよいですか?

A. 施設ごとに稼働の落ち着く時期は異なるため、一概には言えません。気候の面では、気象庁の平年値で那覇の平均湿度が70%を下回るのは11月〜2月で、台風の接近も7〜10月に集中します。施工後の換気や乾燥まで含めて考えると、この時期を候補にするのもひとつの考え方です。現地調査や見積もりには時間がかかるため、数か月前からの相談をおすすめします。

Q. 民泊や一棟貸しの小さな施設でも相談できますか?

A. はい、ご相談いただけます。民泊や一棟貸しの建物は、ゲストがいない期間に閉め切られることが多く、部屋全体や建物全体にカビが広がっていることもあります。オーナー様が遠方にお住まいの場合は、写真を共有いただいたうえで、現地調査の日程などをご相談ください。

Q. 施工したらカビは二度と生えませんか?

A. 防カビ処理で発生を抑えることはできますが、湿気の条件によっては再発の可能性をゼロにはできません。特に沖縄は一年を通して湿度が高いため、施工後も空調・換気の運用や、空室期間の管理、日常点検とあわせて続けていくことが大切です。施工前後にカビ菌検査で記録を残しておくと、変化に気づきやすくなります。

Q. 宿泊客から「カビで体調を崩した」と言われたらどうすればよいですか?

A. 体調とカビの関係は、人やカビの種類・量によってさまざまで、施設側で判断することはできません。お客様には医療機関への受診をおすすめし、施設としては該当する客室の状態を写真で記録したうえで販売を止め、原因を確認するのが基本です。補償などの対応は、契約や加入している保険の内容によって異なるため、必要に応じて保険会社や専門家にご相談ください。

まとめ

  • 沖縄は、那覇の平均湿度が3〜10月の8か月、宮古島は12か月すべてで70%以上。台風の接近は沖縄地方で平年年7.7個(気象庁・平年値)
  • 客室のカビ臭は、壁紙の裏・カーテン・マットレス・クローゼットなど「見えない面」から。消臭や表面清掃だけでは戻りやすい
  • においの指摘が複数の部屋に及ぶなら、記録を集めて範囲をつかみ、閑散期にフロア・棟単位でまとめて施工する
  • MIST工法®は素材を削らずに除カビし、防カビ処理まで行うため、大きな解体をせずに客室を再開しやすい
  • 施工前後はカビ菌検査で記録を残し、再開後はスタッフの点検表で早めに気づく体制を

台風シーズンが終わりに近づく10月は、夏の客室を見直し、冬の閑散期に向けた計画を立て始めるのに良いタイミングです。においの記録や客室の写真をお手元にご用意のうえ、お気軽にご相談ください。

沖縄のホテル・民泊・リゾート物件の客室カビでお困りのときは、県内のカビバスターズ沖縄(080-3977-9591)へ直接でも、本部へでもご相談いただけます。運営会社・管理会社さまからのご相談も承っています。現地調査・カビ菌検査・MIST工法®による除カビと防カビ処理については、MIST工法®とは/カビ菌検査/サービス内容と料金 をご覧ください。ご相談はお問い合わせ、工務店・管理会社など法人さまは法人・業者様のお問い合わせ、お電話は 0120-052-127 まで。

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