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家じゅうがカビ臭いときの原因の探し方|床下・壁の中・天井裏まで、家まるごとの調査と除カビ

朝、階段を下りたとき。帰省や旅行から戻って玄関を開けたとき。「家じゅうがなんだかカビ臭い」と感じることはありませんか。10月末は、朝晩の冷え込みで窓を閉める時間が長くなり、暖房を使い始める時期です。家の中の空気が入れ替わりにくくなると、夏のあいだに床下や壁の中で増えたカビのにおいが、急に気になりだすことがあります。この記事では、1部屋ではなく家全体がカビ臭いときに、においの記録のとり方、床下・壁の中・天井裏・押入れ・換気の経路の順に疑う考え方、見えないカビを現地調査とカビ菌検査で探す方法、原因(漏水・結露・換気)と除カビの順番を、家まるごとの視点でご紹介します。

この記事の要点

  • 家全体のカビ臭は、1か所の汚れよりも見えない場所の広いカビと、においを運ぶ空気の流れが重なっていることが多い。
  • 最初にするのは掃除ではなくにおいの記録。場所・時間・天気・状況を1〜2週間メモすると、疑う場所が絞れる。
  • 疑う順番の目安は床下 → 壁の中 → 天井裏 → 押入れ・収納 → 換気の経路。ご自分での確認は点検口から覗いて撮影するまで。
  • 住宅には原則として換気回数0.5回/h以上の機械換気設備(いわゆる24時間換気)の設置が必要とされています(国土交通省)。止めたままにしていないか確認を。
  • 進め方は原因(漏水・結露・換気)を止める → 乾かす → MIST工法®で除カビ → 防カビ処理の順番。

結論|家じゅうのカビ臭は「においの地図」をつくり、見えない場所を順番に確かめる

家全体がカビ臭いとき、消臭剤を増やしたり、目についた場所を拭いたりしても、においはなかなか消えません。においのもとが床下・壁の中・天井裏など、目に見えない場所にあることが多いからです。

進め方の基本は、においの強い場所と時間を記録する → 床下・壁の中・天井裏・収納・換気の経路の順に疑う → 点検口から覗いて撮影する → 専門業者の現地調査とカビ菌検査で範囲と原因を確かめる → 漏水・結露・換気の原因を止めてから、除カビと防カビ処理を行うという順番です。床下や天井裏に入っての作業、壁をはがしての確認は、けがやカビの舞い上がりにつながるため、ご自分ではしないでください。

今の時期は、夏の湿気で増えたカビに、暖房の使い始めと冬の結露が重なっていく季節の変わり目です。年末の大掃除や帰省・来客の前に原因を確かめておくと、冬本番を落ち着いて迎えられます。

家 カビ臭い 原因|1部屋ではなく家全体がにおうときに起きていること

浴室や押入れなど1か所だけがにおう場合は、その場所の湿気や汚れが原因であることが多いものです。一方、玄関・廊下・複数の部屋・2階までにおいが広がっているときは、次のようなことが重なっていると考えられます。

  1. 見えない場所で広くカビが増えている:床下の木部、壁の中の石膏ボードや断熱材の表面、天井裏の野地板など、面積の大きい場所でカビが増えると、においの量も多くなります。
  2. 空気の流れがにおいを運んでいる:床下や壁の中の空気は、床や壁のすき間、配管やコンセントまわりの穴などから室内に入り、換気扇や階段を通って家じゅうに広がります。
  3. 閉め切りでにおいがたまる:寒くなって窓を開ける時間が減ると、においが外へ抜けにくくなり、朝や帰宅直後に強く感じやすくなります。

においの種類(カビ臭か、下水臭か、生乾き臭か)から発生源を見分ける方法はカビ臭・下水臭・生乾き臭の見分け方で詳しく紹介しています。この記事では、「カビ臭い」とわかったうえで、家のどこから来ているのかを探す手順に絞って解説します。

表1|においの広がり方から疑う場所の目安
においの広がり方 まず疑いたい場所 あわせて確かめたいこと
1階全体、床に近いほど強い 床下 雨の翌日に強くなるか、点検口の中の様子
外壁側・北側の部屋の壁ぎわで強い 壁の中(結露・漏水) クロスの浮き・シミ、家具の裏の壁
2階・最上階の天井近くで強い 天井裏・小屋裏 天井のシミ、雨のあとの変化
押入れやクローゼットを開けたときに強い 収納の奥・収納に接した壁や床 外壁側か、床下に近いか
換気扇や給気口のまわりで強い/換気を止めると強まる 換気の経路 給気口が閉じていないか、換気扇が動いているか

においだけで原因や場所を決めることはできません。表は「どこから確かめるか」の目安です。体調が気になる場合は、住まいの確認とは別に医療機関にご相談ください。

カビ臭 取れないときは、まず記録から|においの記録シートのつけ方

家全体がにおうと、どこから手をつければいいか迷ってしまいます。そんなときは、掃除より先ににおいの記録をつけてみてください。1〜2週間続けるだけで、「どこで・いつ・どんな条件で」においが強くなるかが見えてきます。

図1|においの記録シート(記入例)|場所・時間・状況をメモする
表2|においの記録で書いておきたい項目
項目 書き方の例 わかること
日時 朝7時、帰宅直後の夜8時など 閉め切りのあとや、暖房のあとに強まるか
天気 雨・くもり・晴れ、雨の翌日 雨や湿気との関係(床下・雨漏りの手がかり)
場所 1階廊下、2階北側の寝室の壁ぎわ 発生源に近い場所の見当
強さ 強い・ふつう・弱いの3段階 場所ごと・日ごとの比較
状況 窓・給気口を閉めていた、暖房をつけた、押入れを開けた 換気や結露との関係
見た目 クロスの浮き、シミ、黒い点(写真も) 壁の中や天井裏を疑う手がかり

記録をつけるときは、鼻が慣れる前がポイントです。外から帰った直後や、朝起きてすぐの時間に家の中を一周すると、においの違いに気づきやすくなります。

調査の前は、においが混ざらないよう消臭剤や芳香剤を増やさないでおきましょう。長く留守にしていた家の場合は、空き家・長期不在の家がカビる理由で、開けたときの手順を紹介しています。

家全体 カビ 臭い|床下・壁の中・天井裏まで、疑う場所と順番

記録で見当がついたら、疑う場所を順番に確かめていきます。家全体のカビ臭で多いのは、面積が大きく湿気がこもりやすい床下です。そこから壁の中、天井裏、収納、換気の経路へと広げていくと、見落としが少なくなります。

図2|家じゅうがカビ臭いときに疑う場所|床下から順に確かめる

床下|1階全体がにおうなら最初に

床下は外の空気を取り入れて乾かすつくりが多く、雨が続いたり、夏に湿った空気が入り込んだりすると、木部や地面が湿ったままになることがあります。1階全体がにおう、雨の翌日に強くなる、床に近いほどにおうといった場合は、まず床下を疑います。点検口や床下収納を開け、体は入れずにライトで照らして撮影しましょう。詳しくは床下・基礎まわりのカビでも解説しています。

壁の中|外壁側・北側の壁ぎわがにおうなら

冬、暖かく湿った室内の空気が壁の中で冷やされると、見えない場所で結露が起きることがあります。反対に夏は、冷房で冷えた壁の中に外の湿った空気が触れて結露することもあり、夏に増えたカビが秋から冬ににおいとして気づかれる場合があります。クロスの浮きやシミ、家具の裏の壁の黒ずみ、拭いても同じ場所にカビが戻るといったサインがあれば、壁の中を疑います。

天井裏・小屋裏|2階や最上階の天井近くがにおうなら

天井裏は、雨漏りや屋根の下の結露で湿りやすい場所です。天井のシミ、雨のあとに強くなるにおい、2階の押入れの天井の黒ずみなどが手がかりになります。天井の点検口から覗いて撮影するところまでにとどめ、天井裏に入ったり、屋根に上ったりはしないでください。

押入れ・クローゼット|においのたまり場

押入れやクローゼットは空気が動きにくく、外壁側や床下に近いと湿気がたまりやすい場所です。収納そのものが発生源のこともあれば、接している壁や床下のにおいがたまっているだけのこともあります。中の物にカビが出ている場合は、収納の奥の壁や床もあわせて確認しましょう。

換気の経路|においを運ぶ通り道

給気口が閉じたまま、換気扇が止まっている、フィルターやダクトが汚れているといった状態では、湿気やにおいが家の中にこもりやすくなります。換気の経路は、発生源そのものというよりにおいを家じゅうに運ぶ通り道として確認します。

表3|場所ごとのサインと、ご自分で確かめられる範囲
場所 気づきやすいサイン ご自分でできる確認 しないこと
床下 1階全体のにおい、雨の翌日に強い、床の湿っぽさ 点検口から照らして撮影 床下に潜る、薬剤をまく
壁の中 クロスの浮き・シミ、壁ぎわのにおい、拭いても戻るカビ 家具を少し離して壁を撮影 クロスをはがす、壁に穴をあける
天井裏・小屋裏 天井のシミ、2階の天井近くのにおい 点検口から照らして撮影 天井裏に入る、屋根に上る
押入れ・収納 開けた瞬間のにおい、中の物のカビ 物を出して奥の壁・床を撮影 カビをこすって広げる
換気の経路 換気を止めると強まる、給気口まわりの汚れ 給気口の開閉、換気扇の運転を確認 ダクトの分解

24時間換気は止めていませんか|冬前に確認したい換気の経路

国土交通省によると、建築基準法のシックハウス対策として、住宅には原則として換気回数0.5回/h以上の機械換気設備(いわゆる24時間換気システムなど)の設置が必要とされています。この規定は2003年(平成15年)7月1日に施行されました。換気回数0.5回/hとは、1時間に部屋の空気の半分が入れ替わる計算です。

寒くなると「給気口から冷たい風が入る」「電気代が気になる」といった理由で、給気口を閉じたり換気を止めたりしがちです。しかし換気が止まると、室内の湿気が逃げにくくなり、結露やにおいのこもりにつながることがあります。給気口の開閉、換気扇が動いているか、フィルターの汚れを一度確認してみてください。寒い時期の換気の工夫は寒い日の換気はどうする?、暖房と結露の関係は暖房の使い始めに増える結露とカビで紹介しています。

換気設備の故障や、ダクトの内部の汚れ・外れが疑われるときは、設備業者や住宅会社にご相談ください。ご自分でダクトを分解するのは避けましょう。

家 カビ 調査|見えないカビを現地調査とカビ菌検査で探す

記録と点検口からの写真で見当がついても、壁の中や天井裏の奥まで確かめるには専門業者の調査が必要です。当社の現地調査では、においの記録を伺いながら、床下・壁・天井・収納・換気の経路を順に確認し、においの出どころと湿気の原因を絞り込みます。

あわせて、必要に応じてカビ菌検査を行います。落下菌検査は空気中から落ちてくるカビを培地で受けるもので、採取を30〜60分程度で行えます。同定検査は寒天スタンプで壁や木部の表面から採取し、培養してカビの種類を確定します。部屋ごとの状態を比べたり、施工前後の変化を記録に残したりするのに役立ちます。検査の使い分けはカビ菌検査という選択肢、現地調査で見ている点は現地調査で何を見ているのかで詳しく紹介しています。

表4|ご自分での確認・現地調査・カビ菌検査でわかること
方法 わかること 向いている場面
においの記録 においが強い場所・時間・条件 最初の見当づけ。ご相談のときの資料に
点検口からの撮影 床下・天井裏の見える範囲の水の跡やカビ 床下・天井裏を疑うとき
現地調査 カビの範囲、湿気の原因(漏水・結露・換気)、施工できる範囲 家全体のにおいの原因を絞り込むとき
落下菌検査 空気中のカビの状態(部屋ごとの比較) においの強い部屋と弱い部屋を比べたいとき、施工前後の記録
同定検査 採取した場所のカビの種類 どんなカビかを確かめたいとき

原因(漏水・結露・換気)と除カビの順番|MIST工法®で家まるごとを処理する

家全体のカビ臭は、原因によって先にやるべきことが変わります。大切なのは、水の原因を止めてから除カビするという順番です。原因が残ったままカビだけを取っても、においは戻りやすくなります。

表5|原因ごとの対策と、除カビとの順番
原因 主な対策 相談先の目安 除カビとの順番
配管の漏れ 配管の修理 水道・設備の修理業者 修理 → 乾燥 → 除カビ
雨漏り・雨水の入り込み 屋根・外壁・サッシまわりの修理 工務店・住宅会社、雨漏り修理の専門業者 修理 → 乾燥 → 除カビ
結露(冬型・夏型) 暖房・換気・家具の置き方の見直し、必要に応じて断熱改修 当社の防カビアドバイス、断熱は専門業者 除カビと並行して見直し
換気不足 給気口・換気扇の使い方、設備の点検 当社の防カビアドバイス、設備業者 除カビと並行して見直し
床下の湿気 敷地の水はけ・換気口まわりの見直し 当社の防カビアドバイス、工務店 原因の確認 → 除カビ → 防カビ

雨漏り修理・配管修理・断熱改修は当社の業務外ですが、現地調査で原因の見当をつけ、必要な専門業者と連携して工程を組み立てます。水漏れのあとの乾燥と復旧の順番は水漏れ・漏水のあとのカビでも解説しています。

MIST工法®は、素材を削ったりこすったりせずにカビを取り除く工法です。霧状の専用剤を、カビの状態や素材に合わせてその都度調整し、素材の奥に入り込んだカビまで分解・洗浄します。使用する専用剤は、一般的なカビ処理剤に多い酸性の液ではなくアルカリ性の液です。除カビのあとには防カビ処理を行い、カビが増えにくい状態に整えます。施工は、研修と試験に合格した施工者が担当します。

床下の木部、和室の柱や天井板、壁の下地など、家を支える部材や張り替えにくい素材が多い家全体の除カビでは、削らずに奥のカビまで処理できることが大きな意味を持ちます。現地の環境を調べて原因を分析し、換気や設備の配置について助言する防カビアドバイスもあわせて承っています。

浴室の一部やエアコン内部など小さな範囲のカビは、ハウスクリーニングやエアコン専門業者が向いている場合があります。当社は床下・部屋全体・建物規模のカビ取りと防カビを専門にしています。

こんなときは、一度ご相談ください

  • 玄関・廊下・複数の部屋など、家全体がカビ臭い
  • 消臭剤や換気をしても、朝や帰宅直後のカビ臭さが戻る
  • 床下の点検口や天井のシミ、クロスの浮きなど、見えない場所が気になる
  • 漏水・雨漏り・結露のあと、どこまでカビが広がったか確かめたい
  • 年末の帰省・来客、売却・賃貸・リフォームの前に家全体の状態を把握したい

写真を見ながらのご相談や、現地調査・カビ菌検査のご依頼も承っています。全国のMISTグループで対応しています。

📞 0120-052-127(フリーダイヤル)お問い合わせフォーム

家全体の除カビ工事の流れと、費用の考え方

家まるごとのカビ臭の対応は、いきなり施工を始めるのではなく、調べる → 決める → 施工するの順で進めます。当社での一般的な流れは次のとおりです。

図3|家じゅうのカビ臭、調査から除カビ・防カビまでの流れ(MIST工法®の場合)
表6|工程ごとに行うことと、ご用意いただくとよいもの
工程 行うこと ご用意いただくとよいもの
ご相談 においの出る場所と時期、建物の種類や築年数を伺う においの記録、写真、気づいた時期
現地調査・カビ菌検査 床下・壁・天井・収納・換気の経路を確認。必要に応じて検査 図面があれば、点検口の場所
原因の整理・お見積もり 除カビの範囲と、別に必要な修理・見直しを分けてご説明 修理を依頼している業者の有無
除カビ・防カビ処理 養生のうえ、MIST工法®で除カビし、防カビ処理 施工する部屋や収納の片付け
完了確認 施工前後の写真で確認し、換気や点検について助言 今後の暮らし方で気になること

費用は、家の広さ、カビの範囲、床下・壁・天井などの場所、素材、湿気の原因によって大きく変わるため、現地調査のうえでお見積もりします。部位ごとの目安はサービス内容と料金に掲載しています(例:室内壁面クロス1,500円〜/㎡、築40年未満の和室木材部6畳120,000円〜〔天井除く、6畳を超える場合は1畳ごとに+10,000円〕、いずれも税別)。見積もりが現地調査のあとになる理由は料金はなぜ現地調査のあとなのかで紹介しています。

除カビのあとにクロスの張り替えや下地の補修が必要になる場合、関東・関西・東海では、グループ代理店のカビ取リフォームが、MIST工法®での除カビから内装の修繕まで一貫して対応しています。そのほかの地域も、全国のカビバスターズグループ拠点と連携して対応します。まずは本部にご相談ください。

冬本番の前に|家全体のカビ臭を戻さないための暮らし方

除カビと原因の対策が終わったら、においを戻さないための暮らし方も大切です。特にこれからの季節は、暖房と結露が重なります。次の点を意識しておきましょう。

  • 24時間換気は止めず、給気口は開けておく。寒さが気になるときは、給気口の向きや家具の配置を工夫する
  • 家具やベッドは外壁側の壁から少し離し、押入れやクローゼットはときどき開けて空気を入れ替える
  • 洗濯物の部屋干しや加湿のしすぎに気をつけ、窓や壁の結露はこまめに拭く
  • 雨のあとや長く留守にしたあとは、においの記録を見返して、同じ場所で強まっていないか確かめる

施工のあとにまたにおいが気になったときの考え方はカビ取りをしたのに再発したでまとめています。

よくあるご質問

Q. 家じゅうがカビ臭いのに、目に見えるカビが見つかりません。気のせいでしょうか?

A. 気のせいとは限りません。家全体がにおうときは、床下・壁の中・天井裏・収納の奥など、ふだん見えない場所でカビが増えていることがあります。まずは、においの強い場所と時間、天気を1〜2週間メモしてみてください。同じ場所・同じ条件で繰り返しにおうなら、その近くに発生源がある可能性が高くなります。記録を添えて現地調査をご依頼いただくと、確かめる場所を絞り込みやすくなります。

Q. 消臭剤や芳香剤を置けば、カビ臭さはなくなりますか?

A. においを一時的に感じにくくすることはできても、カビそのものや湿気の原因は残ります。においが混ざると発生源を探しにくくなることもあるため、調査の前は置く場所を減らしておくのがおすすめです。においのもとになっているカビを取り除き、湿気の原因を止めることが先です。

Q. 床下や天井裏は、自分で入って確かめたほうがいいですか?

A. おすすめしません。床下や天井裏は狭く暗く、釘や金物、配線があり、足を踏み外すと天井を破るおそれもあります。ご自分での確認は、点検口を開けて体を入れずにライトで照らし、撮影するところまでにしてください。奥の確認は現地調査で行います。

Q. カビ菌検査をすれば、においの発生源がわかりますか?

A. 検査だけで発生源を1か所に特定できるとは限りませんが、部屋ごとの状態を比べたり、カビの種類を確かめたりする手がかりになります。落下菌検査は採取を30〜60分程度で行え、同定検査は寒天スタンプで採取して培養し、種類を確定します。当社では、においの記録や現地調査の結果とあわせて、どこを施工するかを判断しています。

Q. 家全体のカビ取りの費用は、どのくらいかかりますか?

A. 家の広さ、カビが出ている範囲、床下・壁・天井などの場所、素材、湿気の原因によって大きく変わるため、現地調査のうえでお見積もりします。部位ごとの目安はサービス内容と料金のページに掲載しています(例:室内壁面クロス1,500円〜/㎡、築40年未満の和室木材部6畳120,000円〜〔天井除く〕、いずれも税別)。漏水の修理など、除カビとは別に必要な工事がある場合は分けてご説明します。

Q. 雨漏りや配管の漏れ、断熱の不足が原因だった場合も相談できますか?

A. ご相談いただけます。雨漏り修理・配管修理・断熱改修は当社の業務外ですが、現地調査で原因の見当をつけ、必要な専門業者と連携して、修理→乾燥→除カビ→防カビ処理の順番で進められるようにご案内します。工務店・管理会社など法人さまからのご相談も承っています。

まとめ

  • 家全体のカビ臭は、床下・壁の中・天井裏など見えない場所の広いカビと、においを運ぶ空気の流れが重なっていることが多い
  • 最初にするのは、においの強い場所・時間・天気・状況の記録。1〜2週間続けると疑う場所が絞れる
  • 疑う順番の目安は、床下 → 壁の中 → 天井裏 → 押入れ・収納 → 換気の経路。ご自分での確認は点検口から覗いて撮影するまで
  • 住宅には原則として換気回数0.5回/h以上の機械換気設備の設置が必要(国土交通省)。冬も止めずに使う
  • 見えないカビは、現地調査とカビ菌検査(落下菌検査・同定検査)で範囲と状態を確かめる
  • 漏水・雨漏り・結露・換気の原因を止めてから、MIST工法®で削らずに除カビし、防カビ処理を行う

10月末は、夏に増えたカビのにおいに気づきやすく、冬の結露が始まる前に手を打てる時期です。においのメモと、点検口からの写真を1枚用意していただくだけでも、ご相談はぐっと進めやすくなります。

家全体のカビ臭、床下・壁の中・天井裏のカビでお困りのときは、全国のカビバスターズグループ拠点と連携して本部が承ります。木造住宅のカビ取りは木造住宅のカビ取り、施工の事例はカビ取り・カビ対策施工例もご覧ください。現地調査・カビ菌検査・MIST工法®による除カビと防カビ処理については、MIST工法®とは/カビ菌検査/サービス内容と料金 をご覧ください。ご相談はお問い合わせ、工務店・管理会社など法人さまは法人・業者様のお問い合わせ、お電話は 0120-052-127 まで。

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