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北九州のカビ対策|小倉・八幡・門司など海と山に囲まれた街で、家まるごと・建物のカビを防ぐ

10月も半ばに近づき、北九州でも朝晩は涼しくなってきました。県内の例として気象庁の平年値を見ると、福岡の平均湿度は9月73%から10月68%、11月66%へと下がっていく時期です。空気が乾き始めるこの季節は、夏の湿気で増えたカビが見つかりやすくなります。「衣替えで押入れを開けたら奥の壁が黒かった」「夏のあいだ使っていなかった部屋がカビ臭い」「実家に帰ったら家じゅうにおいがする」――そんなご相談が増えてくるのもこの時期です。この記事では、小倉・八幡・門司・若松・戸畑の7区からなる北九州市の住まいと建物について、カビが広がりやすい場所、戸建て・マンション・築年数の古い住宅・空き家・工場・倉庫・店舗・公共施設といった建物タイプ別の対策、北九州市がホームページで案内している基本、自分でできる範囲と専門業者に頼む目安、そして相談から施工までの流れを、ひとつにまとめました。

この記事の要点

  • 北九州のカビ対策とは、海と山に囲まれた立地や建物のつくりに合わせて、床下・北側の部屋・外壁側の壁・押入れなど湿気がたまる場所を見つけ、原因から手を打つことです。
  • 北九州市には湿度の平年値がないため、県内の例で見ると、福岡は年平均68%で6〜9月が70%以上、内陸の飯塚は年平均75%です(気象庁・平年値)。
  • 北九州市のカビのページでは、カビが増えやすい条件を温度20〜30℃・湿度80%以上としています。日常の予防はこの基本から。
  • カビが「点」から「面」「部屋」「家・建物」へ広がったら、表面の掃除ではなく現地調査で範囲と原因を確かめる段階です。
  • 北九州市周辺のご相談は小倉北区の拠点(093-583-1171)へ。迷ったら本部0120-052-127へ。

結論|北九州のカビは「広がる場所を知り、建物に合わせて、原因から」対策する

北九州でカビを家まるごと・建物全体に広げないための基本は、①カビが広がりやすい場所(床下・北側の部屋・外壁側の壁・押入れ・閉め切った部屋)を知る、②戸建て・マンション・空き家・事業用の建物など、建物のタイプに合わせて点検する、③同じ場所に何度も出る・一面に広がるカビは、表面ではなく結露・漏水・換気といった原因から見直すことです。

小さな黒い点のうちは、換気や除湿、家具の配置の見直しと、市販の製品を使った手入れで対処できることもあります。一方、壁一面や天井一面、複数の部屋、床下、家じゅうのにおいといった規模になると、見えている部分をきれいにしても、壁紙の裏や木部の奥、床下に残ったカビと湿気の原因から、また戻ってきます。その段階では、現地調査とカビ菌検査で範囲を確かめ、原因への対策と除カビ・防カビ処理を組み合わせるのが近道です。

10月は、夏の湿気でできたカビが見つかりやすく、秋の長雨や台風シーズンの終盤で雨の影響も残りやすい時期です。そして、これから冬に向けては窓や北側の壁の結露が増えていきます。「夏のカビを見つけて片付け、冬の結露に備える」には、ちょうどよいタイミングです。福岡県全体の気候とカビの季節ごとの傾向は、柱記事の福岡のカビ対策|気象庁データで見る湿気の1年と、梅雨・秋・冬に家を守る方法でくわしく紹介しています。

北九州でカビの相談が多い理由|海と山に囲まれた7区の住まい

北九州市は、門司区・小倉北区・小倉南区・若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区の7区からなる政令指定都市です。関門海峡や響灘、周防灘、洞海湾など海に面した区が多く、一方で皿倉山や足立山のように市街地のすぐ近くに山があり、斜面や谷あいにも住宅地が広がっています。

カビの出やすさは、地域の気候だけでなく、その建物がどこに、どちら向きに、どんなつくりで建っているかに大きく左右されます。ここでは数値ではなく、立地ごとの一般的な傾向として整理しておきます。

表1|立地のタイプ別|起きやすいことと、確認したいポイント(一般的な傾向)
立地のタイプ 起きやすいこと 確認したいポイント
海に近い土地 湿った風を受けやすい。台風や強い雨風のときに、窓まわりや外壁から雨水が入り込むことがある 窓・サッシまわりのしみ、外壁側の壁の黒い点、台風のあとの天井や壁の変化
山の斜面・崖に近い土地 山側の壁や床下に、地面からの湿気や雨水が回りやすい。日当たりが片側に偏る 山側の部屋と押入れ、床下の湿気、擁壁(ようへき)側の壁、雨水の流れ
谷あい・川沿いの低い土地 朝晩に湿気がたまりやすい。大雨のときに床下へ水が入ることがある 床下の水たまり・におい、1階の床に近い物のカビ、大雨のあとの点検
住宅が密集した市街地 隣の建物との間が狭く、風と日が入りにくい壁面ができる 隣家側の壁・北側の部屋、窓を開けても風が抜けない部屋
工業地帯・港に近い倉庫や事業所 大きな搬入口から湿った外気が入り、広い空間の壁際や天井に湿気がたまる 壁際の保管物、天井・梁、夜間に冷える床や壁の結露

北九州市には湿度の平年値を公表している気象官署がないため、この記事では北九州市の湿度の数字は示していません。県内の例として福岡・飯塚の平年値を紹介しています。住まいの湿度は、室内に湿度計を置いて確かめるのが確実です。

県内の例で見ると、気象庁の平年値(1991〜2020年)では、福岡の年平均湿度は68%で、70%以上になるのは6〜9月の4か月です。6・7月の2か月の降水量は549mmで、年間の約3割にあたります。内陸の飯塚は年平均湿度75%で、4月を除く11か月が70%以上です。九州北部地方の梅雨入りは平年で6月4日ごろ、梅雨明けは7月19日ごろ、台風の接近は平年で年3.8個(8月・9月が各1.1個)です。梅雨から夏にかけての湿気と雨、秋の台風、冬の結露――北九州の住まいも、1年を通してカビの条件がそろう時期が何度かあると考えておくとよいでしょう。

北九州市のカビ情報ページに書かれている基本

北九州市は、ホームページの北九州市「カビ」のページで、住まいのカビについての基本を案内しています(保健福祉局 保健所 東部・西部生活衛生課)。主な内容は次のとおりです。

  • カビが増えやすい条件:温度20〜30℃、湿度80%以上。栄養源は壁紙などの建築内装材、ほこり、人のアカなど
  • 発生しやすい場所:北側の壁、押し入れ、下駄箱、窓枠、畳・絨毯・カーテン・寝具類、家具の裏側、浴室のタイルの目地、台所の流しの下、植木や観葉植物の土
  • 予防の方法:結露はこまめに拭き取る、窓を2か所以上対角線上に開けて風の通り道をつくる、換気扇を活用する、浴室をよく洗う、室内干しをできるだけ控える、家具は壁から5センチメートル以上あける、押入れはすのこなどで空気の通り道をつくる、雨の日はエアコンの除湿を使う
  • 取り除き方:市販のカビ取り剤や消毒用アルコールを使い、カビを広げないように拭き取る。乾いた布で拭いたり掃除機をかけたりすると胞子をまき散らすので注意する
  • 注意:塩素系の洗剤と酸性の洗剤は混ぜない。換気をし、マスクやゴム手袋などを着けて、取扱説明書に沿って作業する

まずはこの予防を続けることが出発点です。なお、市のページでは問い合わせ窓口として、門司区・小倉北区・小倉南区は保健所東部生活衛生課、若松区・八幡東区・八幡西区・戸畑区は保健所西部生活衛生課が案内されています。

一方で、市のページで紹介されている取り除き方は、主に表面に出始めた、比較的小さなカビを想定したものです。壁一面に広がったカビ、床下や壁の中のカビ、家じゅうのにおいになっているカビは、市販の製品で表面を拭くだけでは奥のカビや湿気の原因が残り、また戻ってきます。この記事では、市のページの基本をふまえたうえで、「部屋まるごと・家まるごと・建物全体」に広がったときにどう考えるかを中心にお伝えします。

表2|市のページの基本と、家まるごと・建物規模で加えたい視点
市のページの基本 家まるごと・建物規模で加えたいこと
結露はこまめに拭き取る 毎年同じ壁に結露とカビが出るなら、断熱や換気、家具の配置など結露の理由を確かめる
窓を対角線上に開けて換気・換気扇の活用 閉め切った部屋・空き家・空室は、見回りの間隔と換気の段取りを決めておく
家具は壁から5cm以上あける 外壁側の壁一面に出ている場合は、壁紙の裏や下地の状態も確かめる
押入れはすのこで空気の通り道を 押入れの奥の壁や床板まで黒い場合は、その裏の外壁や床下の湿気も疑う
市販のカビ取り剤・アルコールで拭き取る 壁一面・床下・複数の部屋は、現地調査とカビ菌検査で範囲を確かめてから除カビ・防カビ

北九州市内のご相談は、小倉北区のグループ拠点へ直接でも

カビバスターズグループの北九州拠点「カビバスターズ北九州(合同会社トップクリーン)」が、北九州市をはじめ福岡県内で、MIST工法®によるカビ除去・防カビ施工を行っています。住宅・マンション・店舗・オフィス・公共施設などのご相談に対応しています。
所在地:〒803-0835 福岡県北九州市小倉北区井堀3丁目13-23/電話:093-583-1171
福岡市・福岡都市圏はカビバスターズ福岡(福岡市東区)が近い拠点です。どちらに相談すればよいか迷ったときは、本部(0120-052-127)へどうぞ。内容や地域に応じて拠点と連携して対応します。対応できる地域や日程は、まずはお問い合わせください。

家の中でカビが広がる場所と、「点」から「家まるごと」になる順番

カビは、ある日突然家じゅうに広がるわけではありません。多くの場合、湿気がたまりやすい場所で小さな点として始まり、条件がそろったまま時間がたつと、壁一面・天井一面の「面」になり、家具や収納、布製品まで含めた「部屋」に広がり、床下や複数の部屋を通じて「家・建物」全体のにおいになっていきます。

図1|家の中でカビが広がりやすい場所(木造2階建ての模式図)

床下

床下は、地面からの湿気、給水・排水管の水漏れや結露、大雨のときの浸水、換気口の塞がりなどで湿りやすい場所です。床下のカビは目に入らないため、「1階のどの部屋も何となくカビ臭い」「床に近い物ばかりカビる」という形で気づくことがほとんどです。斜面に建つ家の山側や、川沿いの低い土地に建つ家では、とくに気にかけておきたい場所です。全国向けの解説は床下・基礎まわりのカビでもまとめています。

北側の部屋・押入れ・外壁側の壁

北九州市のページでも、北側の壁や押し入れ、家具の裏側はカビが発生しやすい場所として挙げられています。日が当たりにくく、外壁側の壁は外の冷えを受けて表面が冷たくなりやすいため、湿った空気が触れると結露が起きます。押入れや家具の裏は空気が動かず、一度湿ると乾くまでに時間がかかります。壁紙の表面に点々と出ているカビが、壁紙の裏では一面に広がっていることもあります。

窓まわり・天井・小屋裏

冬の結露は、窓ガラスやサッシだけでなく、窓の下の壁や床にも回ります。天井のしみとカビは、雨漏りや屋根まわり、上の階からの漏水が関係していることもあります。天井のしみの見分けは台風・大雨のあとに確認したい家のカビも参考になります。

閉め切った部屋・空き家・空室

使っていない部屋、長く空けていた実家、入居者のいない空室は、空気が動かず、湿気の逃げ場がありません。夏を閉め切ったまま越した建物では、秋に開けたときに、壁・天井・畳・布団・家具まで部屋まるごとカビている、ということもあります。

表3|カビの広がり方の段階と、考え方の目安
段階 よくある状態 考え方
点 壁や窓まわりに黒い点がぽつぽつ出始めた 換気・除湿・家具の配置を見直し、素材に合った製品で手入れ。戻るかどうかを様子見
面 壁一面・天井一面、押入れの奥の壁全体が黒い 壁紙の裏や下地まで入っている可能性。写真を添えて相談し、原因を確かめる段階
部屋 壁・天井・家具・収納・布製品まで広がり、においが残る 現地調査で範囲を確認。家具や荷物の扱いを含めて計画する
家・建物 複数の部屋や床下、家じゅう・建物全体がカビ臭い カビ菌検査で範囲を把握し、原因への対策と除カビ・防カビ処理をまとめて計画

住まい・建物タイプ別|北九州のカビ対策

北九州には、昔ながらの木造の戸建て、鉄筋コンクリート(RC)造のマンションや団地、築年数の古い住宅、空き家になった実家、賃貸アパート、店舗・事務所、工場・倉庫、学校や福祉施設まで、さまざまな建物があります。カビの出方も、点検のポイントも、建物のタイプによって違います。

図2|建物タイプ別|北九州でよくある相談の例と、確認するポイント

戸建て(木造)

木造の戸建てでは、床下・北側の和室と押入れ・外壁側の壁がカビの三大ポイントです。1階全体のにおいは床下、押入れの下段や畳のカビは床下と北側の壁の両方が関係していることがあります。ご自分でできるのは、基礎の換気口の前に物や草がないか、雨どいの水が基礎のすぐ横に落ちていないかを外から見ること、床下収納や点検口から見える範囲を写真に残すことまでです。床下に潜っての掃除や薬剤の散布はおすすめしません。木部を削ったりこすったりするのも、建物を傷める原因になります。木造住宅での施工については木造住宅のカビ取りもご覧ください。

マンション・団地(RC造)

鉄筋コンクリートの住まいは、コンクリートが温まりにくく冷めにくいため、冬は外壁側の壁や北側の部屋が冷え、結露が起きやすくなります。外壁側の壁一面、北側の寝室、クローゼットの奥、家具の裏に広がるのが典型です。家具を壁から離し、クローゼットの扉をときどき開け、室内干しや加湿のしすぎに気をつけることが基本になります。外壁や配管など共用部分が関係していそうなときは、管理会社や管理組合に知らせておくと安心です。共用部のカビについてはマンション共用部のカビでまとめています。

築年数の古い住宅

築年数の古い住宅は、断熱や換気のつくりが今の住宅と違うことが多く、和室の柱・長押・天井板、土壁、増改築のつなぎ目などにカビが出やすくなります。斜面に建つ古い家では、山側の部屋や床下に湿気が回りやすいこともあります。長年の雨漏りの跡が残っている場合は、雨水の入り口の補修と除カビを順番に考える必要があります。畳の扱いは畳のカビは表替え・裏返し・新調のどれ?、リフォームとの順番はリフォーム前のカビ取りが先な理由も参考にしてください。

空き家・実家

北九州の実家を離れて暮らしている方からは、「久しぶりに帰ったら家じゅうがカビ臭かった」というご相談が少なくありません。閉め切った家では、畳・布団・カーテン・家具・押入れ・床下まで、いっせいにカビが広がることがあります。帰省したときは、まず窓を開けて換気し、部屋ごとの状態を写真に残してから片付けを始めるのがおすすめです。売る・貸す・住むの予定があるなら、その前に状態を確かめておきましょう。空き家の注意点は空き家・長期不在の家がカビる理由、売却前の考え方は家を売る前のカビ対策でもくわしく紹介しています。

賃貸アパート・マンション(オーナー・管理会社の方)

退去後の部屋が丸ごとカビていた、空室が続いた部屋を開けたらにおいがこもっていた、というケースでは、除カビ → 防カビ → 内装の補修の順番が基本です。先に壁紙を張り替えると、下地に残ったカビが後から戻ってくることがあります。費用の負担は、契約の内容や原因によって変わるため、ここでは判断できません。部屋ごとの状態を写真で記録しておくと、入居者や管理会社との話し合いにも役立ちます。考え方は賃貸住宅のカビ|貸主・借主の責任はどこで分かれるかもご覧ください。

店舗・事務所

店舗や事務所では、天井のしみ、バックヤードや倉庫のにおい、長期休業明けのカビがよくあるご相談です。空調や換気のつくり、雨漏りの有無によって原因が変わります。施工の日程は、営業時間や定休日との兼ね合いをご相談のうえで調整します。詳しくは店舗・事務所のカビ取りをご覧ください。

工場・倉庫

北九州は、ものづくりの街として工場や倉庫が多い地域です。広い空間では、搬入口から入る湿った外気、屋根や外壁からの雨水、夜間に冷える床や壁の結露で、壁際に置いた資材や段ボール、天井や梁にカビが出ることがあります。保管物の移動を含めて区画ごとに計画します。

公共施設・学校・福祉施設

学校の教室や体育館、倉庫、福祉施設の居室など、利用する方が多い建物では、長期休みのあとや、使用頻度の低い部屋でカビが見つかることがあります。利用者の方への説明や、施設としての記録が必要になるため、カビ菌検査で施工前後の状態を記録しながら、区画を分けて進める方法が向いています。公共施設のカビ取りもあわせてご覧ください。

表4|建物タイプ別|まずやることと、相談のときに伝えたいこと
建物のタイプ まずやること 相談のときに伝えたいこと
戸建て(木造) においのメモ、外まわりの換気口・雨どいの確認、点検口から写真 築年数、においの強い場所と時間、大雨・台風のあとの変化
マンション・団地 家具を壁から離し、壁一面の広がりを写真で記録 何階・どの向きの部屋か、結露の出方、賃貸か分譲か
築年数の古い住宅 雨漏りの跡・和室の木部・押入れの状態を確認 増改築の有無、雨漏りの修理歴、今後の住まい方
空き家・実家 換気してから部屋ごとに写真、カビた物を動かす前に記録 閉め切っていた期間、売る・貸す・住むの予定、立ち会いの可否
賃貸アパート・マンション 部屋ごとの状態の記録、空室の一覧 戸数・部屋の広さ、次の入居予定、内装工事の予定
店舗・事務所・工場・倉庫・施設 カビの場所と保管物・設備の一覧、雨漏りの有無 営業・稼働の時間帯、区画、施工前後の記録や報告の必要性

自分でやる範囲と、専門業者に頼む目安

表面に出始めた小さなカビは、北九州市のページにあるように、換気をしながら素材に合った製品を表示どおりに使い、カビを広げないように拭き取れば対処できることもあります。判断の分かれ目は、広さ・深さ・繰り返し・においの広がりです。

図3|自分で対処する範囲と、専門業者に相談する目安

図の右側にあてはまるものがあれば、ご自分での掃除を続けるより、現地調査で原因を確かめたほうが結果的に早く解決しやすくなります。とくに次のようなことは避けてください。

  • 壁一面のカビを乾いた布でこする・掃除機で吸う:胞子を部屋じゅうに広げてしまうことがあります(北九州市のページでも注意されています)。
  • 塩素系と酸性の洗剤を混ぜる:有害なガスが発生するおそれがあり危険です。
  • 床下に潜る・薬剤をまく:狭く暗い床下は、けがや体調不良のおそれがあります。点検口から覗いて写真に残すところまでにしてください。
  • カビの上から壁紙を張り替える・塗装する:下地に残ったカビと湿気の原因が残り、後から浮き出てくることがあります。
  • 屋根や高い所に上って雨漏りを確かめる:危険です。屋根の点検は専門業者に任せてください。

なお、浴室の一部やエアコン内部など小さな範囲のカビは、ハウスクリーニングやエアコン専門業者が向いている場合があります。当社は床下・部屋全体・建物規模のカビ取りと防カビを専門にしています。頼み分けの考え方はハウスクリーニングとカビ取り専門業者は何が違う?でもまとめています。

MIST工法®で、素材を削らずに家まるごと・建物のカビを取る

MIST工法®は、素材を削ったりこすったりせずにカビを取り除く工法です。霧状の専用剤を、カビの状態や素材に合わせてその都度調整し、素材の奥に入り込んだカビまで分解・洗浄します。使用する専用剤は、一般的なカビ処理剤に多い酸性の液ではなくアルカリ性の液です。除カビのあとには防カビ処理を行い、カビが再び増えにくい状態に整えます。施工は、研修と試験に合格した施工者が担当します。

和室の柱や天井板、床下の土台や大引、古い住宅の木部など、削ると建物の強さや風合いにかかわる素材でも、状態を見ながら対応できるのが特長です。範囲や種類を確かめたいときは、カビ菌検査(落下菌検査は採取が30〜60分程度、同定検査は寒天スタンプで採取して培養し、種類を確定)で、施工前後の状態を記録することもできます。検査の使い分けはカビ菌検査という選択肢をご覧ください。

また、除カビだけでは、湿気の原因が残っていればいずれ戻ってきます。当社では、現地の環境を調査して原因を分析し、設備の配置や換気などについて助言する防カビアドバイスも行っています。結露・漏水・換気のどれが原因なのかを整理し、修理や換気の見直しが必要な場合は、その範囲も分けてご説明します。

こんなときは、一度ご相談ください

  • 床下全体、または1階全体・家じゅうがカビ臭い
  • 部屋の壁一面・天井一面にカビが広がっている
  • 複数の部屋、押入れ、家具や畳まで同時にカビている
  • 空き家・実家・空室が複数あり、開けたら全体がカビていた
  • 店舗・倉庫・工場・施設の全体や、改修工事の前に範囲を調べたい

写真を見ながらのご相談や、現地調査・カビ菌検査のご依頼も承っています。全国のMISTグループで対応しています。

📞 0120-052-127(フリーダイヤル)お問い合わせフォーム

北九州でのご相談から施工までの流れ

家まるごとや建物全体のカビは、いきなり施工に入るのではなく、ご相談と現地調査で範囲と原因を確かめるところから始まります。当社グループでの一般的な流れは次のとおりです。

図4|北九州でのご相談から除カビ・防カビまでの流れ(MIST工法®の場合)

ご相談の窓口は、北九州市周辺ならカビバスターズ北九州(093-583-1171)へ直接でも、本部(0120-052-127)へでも大丈夫です。写真やにおいのメモをもとに段取りを決め、現地調査で範囲と原因(結露・漏水・換気)を確かめてから、必要に応じたカビ菌検査、見積もり、養生、除カビ、防カビ処理へと進みます。修理や内装など別に必要な工事がある場合は、施工範囲と分けてご説明します。

表5|ご相談の前に準備いただくとよいもの
準備するもの あると役立つ理由
カビの写真(全体と近く) 広さと深さの見当がつき、調査の段取りを立てやすくなる
においのメモ(場所・時間・天気) 床下・壁・収納など、においの出どころを絞る手がかりになる
雨漏り・漏水・浸水の有無と時期 除カビと別に修理が必要かどうかを判断する材料になる
建物の図面・築年数 床下の点検口や外壁側の壁など、確認すべき場所を事前に把握できる
今後の予定(住む・売る・貸す・改修) 施工の範囲と順番、内装工事との段取りを決める材料になる

現地調査で何を見ているのかは現地調査で何を見ているのか、業者に確認したいことは業者を選ぶときの質問リストでも紹介しています。工務店・管理会社・施設の管理者など法人さまのご相談は、法人・業者様のお問い合わせからも承っています。

カビ取りの費用の目安と、見積もりの見方

カビ取りの費用は、場所・広さ・素材・カビの状態・原因によって大きく変わります。参考として、MIST工法®カビバスターズ本部がサービス内容と料金で公開している目安(税別)は次のとおりです。

表6|MIST工法®の料金の目安(税別・/service 掲載)
対象 料金の目安 補足
室内壁面(クロス) 1,500円〜/㎡ 範囲・状態により変動
和室木材部(6畳・築40年未満) 120,000円〜 天井を除く。6畳を超える場合は1畳ごとに+10,000円
コンクリート外壁 1,200円〜/㎡ マンション・団地・倉庫などの外壁
一般住宅の外壁(築40年未満) 3,500円〜/㎡ 範囲・状態により変動
ユニットバス全体 35,000円 浴室まるごとの目安

上の金額はあくまで目安です。床下全体・家まるごと・建物全体など広い範囲は、現地調査で範囲・素材・環境を確認したうえでお見積もりします。

見積もりを比べるときは、総額だけでなく、施工する場所と面積、防カビ処理が含まれているか、原因(結露・漏水・換気)への対策がどう扱われているか、雨漏りや配管の修理・内装の補修が別になっていないかを確かめておくと安心です。見積書の読み方はカビ取りの見積書、どこを見ればいい?でくわしく解説しています。

10月から冬に向けて、北九州の家で確認したいこと

空気が乾き始める10月は、夏のあいだにできたカビを見つけて片付け、冬の結露に備えるのにちょうどよい時期です。福岡の平年値では、冬は日照が少なめで、1月は104.1時間、12月は112.2時間です。暖房を使い始め、室内干しが増えると、窓や北側の壁、押入れの結露が増えていきます。季節ごとに見直したいことを表にまとめました。

表7|季節ごとに北九州の家で確認したいこと
時期 起きやすいこと 確認・対策
10月(秋の長雨・台風終盤) 夏の湿気でできたカビが見つかる。閉め切っていた部屋のにおい 衣替えのときに押入れ・クローゼットの奥の壁を確認。台風のあとは天井・窓まわり・床下を点検
11月(冬支度) 朝晩の冷え込みで、窓や北側の壁に結露が出始める 家具を壁から離す、除湿と換気の段取りを決める。壁一面のカビは寒くなる前に相談
12月〜2月(結露の季節) 暖房・室内干し・加湿で結露が増え、外壁側の壁や窓の下にカビ 結露はこまめに拭き取り、同じ場所に毎年出るなら原因(断熱・換気)を見直す
梅雨〜夏(6〜9月) 湿度が高く、床下・押入れ・北側の部屋・閉め切った部屋にカビ 雨の日はエアコンの除湿、湿度計で確認。空き家・空室は見回りの間隔を短く

結露とカビの関係は暖房の使い始めに増える結露とカビ、衣替えのときの手順は衣替えで出した服にカビ?でも紹介しています。

よくあるご質問

Q. 北九州はカビが生えやすい地域ですか?

A. 北九州市には湿度の平年値を公表している気象官署がないため、北九州市そのものの湿度を数字で示すことはできません。福岡県内の例として、気象庁の平年値(1991〜2020年)では、福岡の年平均湿度は68%で、6〜9月の4か月は70%以上です。内陸の飯塚は年平均75%で、12か月のうち11か月が70%以上です。同じ市内でも、建物の立地や向き、つくりによって湿気のたまり方は大きく変わるため、室内に湿度計を置いて確かめるのが確実です。

Q. 家じゅう、または1階全体がカビ臭いのですが、どこを疑えばよいですか?

A. 1階の複数の部屋で同じようなにおいがする、雨の日や閉め切ったあとに強くなる、という場合は床下の湿気を疑うきっかけになります。北側の部屋や押入れ、外壁側の壁、家具の裏も、においの出どころになりやすい場所です。においの強い場所と時間をメモし、見える範囲を写真に残したうえで、現地調査で原因を確かめるのが確実です。

Q. マンションや団地の壁一面にカビが出ました。どこに相談すればいいですか?

A. お住まいの部屋の中(専有部分)のカビか、外壁や配管など共用部分が関係していそうかで、相談の順番が変わります。賃貸の場合は、写真で記録したうえで、まず管理会社や大家さんへ連絡するのが基本です。分譲の場合も、外壁からの雨水や上の階からの漏水が疑われるときは管理会社や管理組合に知らせておくと安心です。費用の負担や工事の範囲は、契約・管理規約・原因によって変わるため、この記事で判断することはできません。

Q. 工場・倉庫・店舗など、事業用の建物も相談できますか?

A. はい、ご相談いただけます。事業用の建物では、保管物や設備の移動、営業や稼働との兼ね合い、区画ごとの進め方などを現地調査で確認し、施工の日程や手順はご相談のうえで調整します。施工前後の状態を記録したい場合は、カビ菌検査を組み合わせることもできます。法人さまは「法人・業者様のお問い合わせ」からもご連絡いただけます。

Q. 家まるごと・建物全体のカビ取りは、どのくらいの費用がかかりますか?

A. 広さ、素材、カビの状態、湿気の原因、保管物の量などによって大きく変わるため、現地調査のうえでお見積もりします。部位ごとの目安は「サービス内容と料金」に掲載しています(例:室内壁面クロス1,500円〜/㎡、築40年未満の和室木材部6畳120,000円〜、いずれも税別)。雨漏りや配管の修理、内装の張り替えなど、除カビとは別に必要な工事がある場合は、分けてご説明します。

Q. 北九州市の門司区や若松区、周辺の市町でも相談できますか?

A. まずはお問い合わせください。北九州市周辺は、小倉北区の「カビバスターズ北九州(合同会社トップクリーン、TEL 093-583-1171)」が近い拠点です。福岡市・福岡都市圏は「カビバスターズ福岡(株式会社growth)」が近い拠点です。どちらに相談すればよいか迷ったときは、本部のフリーダイヤル0120-052-127へどうぞ。内容や地域に応じて拠点と連携してご案内します。

まとめ

  • 北九州のカビ対策は、カビが広がりやすい場所を知り、建物のタイプに合わせて点検し、繰り返す・広がるカビは原因から見直すこと
  • 北九州市には湿度の平年値がないため、県内の例で見ると、福岡は年平均68%で6〜9月が70%以上、飯塚は年平均75%(気象庁・平年値)
  • 北九州市のカビのページでは、カビが増えやすい条件を温度20〜30℃・湿度80%以上とし、結露の拭き取り・対角線の換気・家具を壁から5cm以上あけるなどの予防を案内している
  • 床下・北側の部屋・押入れ・外壁側の壁・閉め切った部屋から、カビは「点→面→部屋→家・建物」へと広がる
  • 戸建て・マンション・築年数の古い住宅・空き家・賃貸・店舗・工場・倉庫・公共施設で、点検のポイントと相談の進め方が違う
  • 面・部屋・家・建物の規模は、現地調査とカビ菌検査で範囲と原因を確かめ、MIST工法®で素材を削らずに除カビ・防カビ処理

夏の湿気が抜け始める10月は、家の中のカビを見直し、冬の結露に備える良いタイミングです。気になる場所の写真が1枚あるだけでも、ご相談は進めやすくなります。北九州市周辺の方は小倉北区の拠点へ、迷ったときは本部へ、お気軽にご相談ください。

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北九州市周辺の住まい・建物のカビでお困りのときは、小倉北区のカビバスターズ北九州(093-583-1171)へ直接でも、本部へでもご相談いただけます。施工の事例はカビ取り・カビ対策施工例、よくあるご質問はQ&Aもご覧ください。現地調査・カビ菌検査・MIST工法®による除カビと防カビ処理については、MIST工法®とは/カビ菌検査/サービス内容と料金 をご覧ください。ご相談はお問い合わせ、工務店・管理会社など法人さまは法人・業者様のお問い合わせ、お電話は 0120-052-127 まで。

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建物に合った対策へ。

分かる状況から、ご相談ください。

所在地・建物の用途・発生場所・おおよその範囲が分かると、相談を進めやすくなります。不明な項目があっても、まずは分かる範囲でお知らせください。

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