畳のカビに、カビキラーなどの塩素系カビ取り剤を使うのはおすすめできません。い草が脱色・変色したり、傷んだりするおそれがあり、水分で畳が湿ってかえってカビが再発しやすくなります。製品の表示で「使えないもの」を必ず確認し、畳には消毒用アルコールを使いましょう。
畳のカビに、カビキラーやキッチンハイターなどの塩素系の薬剤を使うのはおすすめできません。い草が脱色・変色したり傷んだりするおそれがあり、水分で畳が湿ってかえって再発しやすくなります。製品の表示で「使えないもの」を必ず確認し、畳には消毒用アルコールを使いましょう。
この記事の結論
- 畳のカビは、まず窓を開けて乾かし、乾いた状態で取り除くのが基本です。水拭きはカビを広げ、畳を傷めます。
- 表面の白い綿のようなカビは早めに対処すれば落ちやすいですが、黒いカビや畳の裏まで広がったものは、床下の湿気を疑ってください。
- 予防は、湿度を40〜60%に保ち、畳の上に物を置きっぱなしにしないことです。
1. 白いカビと黒いカビ
| 見た目 | 考えられること |
|---|---|
| 表面に白い綿のようなカビ | 梅雨〜夏、閉め切った和室でよく見られる。早めなら落ちやすい |
| 黒い点・黒ずみ | い草の中に入り込んでいることが多い |
| 畳の裏まで白や緑 | 床下からの湿気の可能性 |
2. 取り方の手順
- 窓を開けて換気し、マスクと手袋をする
- 乾いた布や、使い古しの歯ブラシで、い草の目に沿ってカビをかき出す
- 掃除機で吸い取る(排気が舞い上がらないよう窓を開けて)
- 消毒用アルコールを布に含ませ、い草の目に沿って拭く
- 扇風機や除湿機で、しっかり乾かす
3. やってはいけないこと
- 水拭き・濡れ雑巾での掃除
- 塩素系の漂白剤(い草の変色の原因)
- カビを乾いた状態で強くはたく
4. 畳の下も確認する
黒いカビが広がる、何度も生える場合は、畳を上げて裏と床板を確認してください。裏まで白や緑になっている、床板が湿っている場合は、床下の湿気や換気不足が原因のことがあります。
5. 予防
- 湿度計を置き、40〜60%を保つ
- 布団を敷きっぱなしにしない
- 家具や荷物を畳の上に置きっぱなしにしない
- 晴れた日に窓と押し入れを開けて風を通す
- 梅雨〜夏は除湿機を使う
和室全体の湿気対策は「和室の湿気対策」もご覧ください。
6. 業者に相談したほうがよいサイン
- 畳の裏や床板にまでカビが広がっている
- 取ってもすぐに戻る
- 和室全体がカビ臭い
当社はカビ菌検査で状態を確認し、畳や木部を傷めにくいMIST工法®で除去と防カビを行います。
畳のカビの取り方|基本の手順
- 晴れて乾いた日に、窓を開けて換気する(マスクと手袋をつける)
- 乾いた状態で取る:乾いた布やブラシで、畳の目に沿ってそっとカビをかき出す。掃除機は、排気で胞子を広げないよう、最後に目に沿ってゆっくりかける
- 消毒用アルコールで拭く:布に含ませ、目に沿って拭く。目立たない場所で色落ちしないか試してから行う
- しっかり乾かす:扇風機や除湿機で風を当てて乾かす。濡れたままにしない
| 状態 | 対応 |
|---|---|
| 表面に白・緑の粉がうっすら | 上の手順で自分で対処できることが多い |
| 黒い点が目の奥まで入っている | 拭いても色は残りやすい。表替えを検討 |
| 部屋の広い範囲・何度も再発・畳の下の床板までカビ | 床下や部屋の湿気が原因。専門業者に相談 |
よくある質問(検索の多い疑問)
畳のカビ取りにキッチンハイターは使える?
キッチンハイターは塩素系の漂白剤で、畳に使うとい草の脱色や変色、傷みの原因になるおそれがあります。製品の表示を確認し、畳のカビには消毒用アルコールを使うのが一般的です。
畳にカビキラーを使ってしまったらどうする?
すぐに固く絞った布で薬剤をよく拭き取り、窓を開けて扇風機などで畳をしっかり乾かしてください。変色した部分は元に戻らないことがあります。広い範囲に使った場合は畳店に相談しましょう。
畳のカビの正しい落とし方は?
換気してマスクをし、乾いたブラシや掃除機でカビを取り除きます。次に消毒用アルコールを布に含ませ、い草の目に沿って拭き、よく乾かします。水拭きは避けてください。
畳のカビがひどいときは?
表面を拭いても黒いカビが残る、裏までカビている、カビ臭さが取れない場合は、表替えや畳の交換を検討します。床下の湿気が原因のこともあるため、床板や床下も確認しましょう。
畳のカビがひどいときはどうすればいい?
広い範囲に出ている、黒い点が目の奥に入っている、畳を上げると裏や床板までカビている場合は、拭き掃除だけでは再発します。表替えや畳の交換とあわせて、床下や部屋の湿気の原因を専門業者に確認してもらいましょう。
フローリングに畳(置き畳)を敷くだけでカビますか?
フローリングと置き畳の間は湿気がこもりやすく、敷きっぱなしにすると裏側がカビることがあります。定期的に立てかけて裏を乾かし、床との間に除湿シートを敷くと防ぎやすくなります。
相談するときに用意しておくとスムーズなもの
- カビが出ている場所の写真(近くと部屋全体の2枚)
- いつから出ているか、拭いても戻るか
- 築年数・構造(木造/鉄骨/RC)・持ち家か賃貸か
畳のカビのご相談は一般の方のお問い合わせ、またはフリーダイヤル 0120-052-127 へ。












