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浜松のカビ対策|梅雨から秋雨まで続く湿気に、床下・部屋全体・工場や倉庫のカビをどう防ぐか

10月も下旬に入り、浜松でも朝晩はすっかり涼しくなってきました。ところが、湿気のほうはまだ終わっていません。気象庁の平年値を見ると、浜松の平均湿度は10月でも72%あり、1年でいちばん雨が多いのは9月(246.1mm)、10月も207.1mmと、梅雨に負けないほどの雨が降る時期です。秋雨や台風のあとに「1階がなんとなくカビ臭い」「衣替えで押入れを開けたら奥の壁が黒かった」「夏のあいだ閉めていた倉庫の段ボールにカビが出た」というご相談が増えてくるのも、ちょうどこの季節です。この記事では、「浜松 カビ」でお悩みの方に向けて、浜松の湿気の1年を気象庁のデータで確かめたうえで、床下・部屋全体・家まるごと、そして工場や倉庫まで、カビが広がりやすい場所と建物タイプ別の対策、自分でできる範囲とカビ取り業者に頼む目安、相談から施工までの流れを、ひとつにまとめました。

この記事の要点

  • 浜松のカビ対策とは、梅雨から秋雨まで長く続く湿気の時期に合わせて、床下・北側の部屋・外壁側の壁・閉め切った部屋や倉庫など湿気がたまる場所を見つけ、原因から手を打つことです。
  • 浜松は平均湿度70%以上が5〜10月の6か月。雨は9月が最多(246.1mm)で、9・10月の合計453.2mmは梅雨の6・7月(433.8mm)より多い(気象庁・平年値)。
  • 冬は湿度が下がり日照も多い乾いた季節ですが、暖房や室内干しによる結露で、北側・外壁側の壁にカビが出ることがあります。
  • カビが「点」から「面」「部屋」「家・建物」へ広がったら、表面の掃除ではなく現地調査で範囲と原因を確かめる段階です。
  • 浜松市のご相談は、県内のグループ拠点カビバスターズ静岡(080-3685-1947)へ。迷ったら本部0120-052-127へ。

結論|浜松のカビは「長い湿気の季節を知り、建物に合わせて、原因から」対策する

浜松でカビを部屋全体・家まるごと・建物全体に広げないための基本は、①梅雨から秋雨まで、5〜10月の半年ほど湿気の多い時期が続くことを知る、②床下・北側の部屋・外壁側の壁・押入れ・閉め切った部屋や倉庫など、カビが広がりやすい場所を季節ごとに点検する、③同じ場所に何度も出る・一面に広がるカビは、表面ではなく結露・漏水・換気といった原因から見直すことです。

小さな黒い点のうちは、換気や除湿、家具の配置の見直しと、市販の製品を使った手入れで対処できることもあります。一方、壁一面や天井一面、複数の部屋、床下、家じゅうのにおい、倉庫の保管物や工場の天井といった規模になると、見えている部分をきれいにしても、壁紙の裏や木部の奥、床下に残ったカビと湿気の原因から、また戻ってきます。その段階では、現地調査とカビ菌検査で範囲を確かめ、原因への対策と除カビ・防カビ処理を組み合わせるのが近道です。

そして10月下旬は、秋雨と台風の季節に濡れた家や建物の状態を確かめ、夏にできたカビを片付けて、冬の結露に備えるのにちょうどよいタイミングです。静岡県全体の気候と、静岡・浜松・三島の比較は、柱記事の静岡のカビ対策|気象庁データで見る梅雨と秋雨の湿気、家まるごと・建物のカビを防ぐ方法でくわしく紹介しています。

浜松の湿気の1年|気象庁データで見る梅雨と秋雨

まずは、浜松の湿気と雨が1年のなかでどう動くのかを、気象庁の平年値(1991〜2020年の平均)で確かめておきましょう。平年値は「その土地のふつうの年」の目安で、年ごとの実際の値は上下します。

図1|浜松の月別平均湿度と降水量(気象庁・平年値 1991〜2020年)

グラフから読み取れる浜松の特徴は、大きく3つあります。

  1. 湿度の高い時期が半年続く:平均湿度が70%を超えるのは5月(70%)から10月(72%)までの6か月です。いちばん高いのは6月の78%で、7月77%、8月76%、9月74%と、夏から秋にかけてゆっくり下がっていきます。
  2. 雨のピークは梅雨より秋:月別の降水量がいちばん多いのは9月の246.1mmです。9・10月の2か月を合わせると453.2mmで、梅雨の6・7月(計433.8mm)を上回ります。東海地方の梅雨入りは平年で6月6日ごろ、梅雨明けは7月19日ごろですが、浜松では梅雨が明けたあとも、秋にもう一度大きな雨の山が来ます。
  3. 冬は乾いて晴れる:1月の平均湿度は57%、2月は56%まで下がり、日照時間は1月で206.6時間と、冬は乾いた晴天が多い季節です。年間の日照時間は2,237.9時間あります。
表1|浜松の季節ごとの湿度と雨(気象庁・平年値)と、カビの面で起きやすいこと
時期 平年値の目安 カビの面で起きやすいこと
春(3〜5月) 湿度59%→65%→70%。雨は147.1mm→179.2mm→191.9mmと増えていく 5月に湿度70%に届く。冬の結露で出たカビを残したまま湿気の季節に入りやすい
梅雨(6・7月) 湿度78%・77%。雨は2か月で433.8mm 床下・押入れ・北側の部屋・閉め切った部屋が湿り、カビが一気に増えやすい
夏(8月) 湿度76%。雨は126.8mmと少し落ち着く 冷房で冷えた部屋・倉庫の壁や床に、湿った外気が触れて結露することがある
秋雨・台風(9・10月) 湿度74%・72%。雨は2か月で453.2mm(9月246.1mmが年間最多) 台風・大雨のあとの雨漏り・床下の湿気。夏にできたカビが見つかる時期
冬(11〜2月) 湿度64%→61%→57%→56%。雨は少なく晴天が多い 外は乾いても、暖房・室内干しの結露で窓や外壁側の壁にカビ

東海地方への台風の接近数は平年で年3.5個、月別では9月が1.2個でもっとも多く、10月も0.7個あります。浜松の秋に雨が多いのは、秋雨前線と台風の両方が重なりやすいためです。「梅雨が終われば一安心」ではなく、「秋雨が終わるまでが湿気の季節」と考えておくと、点検のタイミングを外しにくくなります。

浜松市の地域と住まい|中央区・浜名区・天竜区で変わる湿気の条件

浜松市は、2024年(令和6年)1月1日に行政区が再編され、それまでの7区から中央区・浜名区・天竜区の3区になりました(浜松市「行政区の再編」)。お住まいの住所の区名が変わった方も多いと思います。

市域は、南は遠州灘に面し、西には浜名湖、東には天竜川が流れ、北部には山あいの地域が広がっています。カビの出やすさは、地域の気候だけでなく、その建物がどこに、どちら向きに、どんなつくりで建っているかに大きく左右されます。浜松の平年値は気象台のある地点の値なので、ここでは数値ではなく、立地ごとの一般的な傾向として整理しておきます。

表2|立地のタイプ別|起きやすいことと、確認したいポイント(一般的な傾向)
立地のタイプ 起きやすいこと 確認したいポイント
海(遠州灘)に近い土地 湿った風を受けやすい。台風や強い雨風のときに、窓まわりや外壁から雨水が入り込むことがある 窓・サッシまわりのしみ、外壁側の壁の黒い点、台風のあとの天井や壁の変化
湖・川の近くの低い土地 朝晩に湿気がたまりやすい。大雨のときに床下へ水が入ることがある 床下の水たまり・におい、1階の床に近い物のカビ、大雨のあとの点検
山あい・斜面の土地 山側の壁や床下に、地面からの湿気や雨水が回りやすい。日当たりが片側に偏る 山側の部屋と押入れ、床下の湿気、別荘・空き家になっている建物の見回り
住宅が密集した市街地 隣の建物との間が狭く、風と日が入りにくい壁面ができる 隣家側の壁・北側の部屋、窓を開けても風が抜けない部屋
工場・倉庫が集まる地域 大きな搬入口から湿った外気が入り、広い空間の壁際や天井に湿気がたまる 壁際の保管物、天井・梁、夜間に冷える床や壁の結露

冬の浜松は、「遠州のからっ風」と呼ばれる北西の強い季節風で知られています。外の空気は乾いていますが、風の強い日は窓を閉め切り、洗濯物を部屋に干す家庭も増えます。乾いた外と、湿気がこもった室内の差が大きくなると、冷えた窓や北側の壁に結露が出やすくなります。からっ風の季節は「カビとは無縁」と思われがちですが、室内の湿気には気を配っておきたい時期です。

浜松市のご相談は、県内のグループ拠点「カビバスターズ静岡」へ直接でも

カビバスターズグループの静岡県の拠点「カビバスターズ静岡」が、浜松市を含む静岡県内で、MIST工法®によるカビ除去・防カビ施工を行っています。住宅、マンション・集合住宅、食品工場、医療機関・病院、介護施設、床下のカビや、カビ菌検査(落下菌・付着菌)のご相談に対応しています。
所在地:〒420-0881 静岡県静岡市葵区北安東4丁目32-24/電話:080-3685-1947
静岡県は、名古屋に本部を置く当社と同じ東海エリアです。どちらに相談すればよいか迷ったときは、本部のフリーダイヤル(0120-052-127)へどうぞ。内容や地域に応じて拠点と連携して対応します。対応できる内容や日程は、まずはお問い合わせください。

浜松の家でカビが広がる場所と、「点」から「家まるごと」になる順番

カビは、ある日突然家じゅうに広がるわけではありません。多くの場合、湿気がたまりやすい場所で小さな点として始まり、条件がそろったまま時間がたつと、壁一面・天井一面の「面」になり、家具や収納、布製品まで含めた「部屋」に広がり、床下や複数の部屋を通じて「家・建物」全体のにおいになっていきます。湿気の季節が半年続く浜松では、この進み方が一度の夏で進んでしまうこともあります。

床下

床下は、地面からの湿気、給水・排水管の水漏れや結露、大雨のときの浸水、換気口の塞がりなどで湿りやすい場所です。床下のカビは目に入らないため、「1階のどの部屋も何となくカビ臭い」「床に近い物ばかりカビる」という形で気づくことがほとんどです。秋雨や台風で雨が続いたあとは、においが強くなることもあります。全国向けの解説は床下・基礎まわりのカビでもまとめています。

北側の部屋・押入れ・外壁側の壁

日が当たりにくく、外の冷えを受けやすい北側の部屋や外壁側の壁は、湿った空気が触れると結露が起きやすい場所です。押入れや家具の裏は空気が動かず、一度湿ると乾くまでに時間がかかります。壁紙の表面に点々と出ているカビが、壁紙の裏では一面に広がっていることもあります。衣替えのときに押入れの奥の壁を確認する習慣をつけておくと、早く気づけます。手順は衣替えで出した服にカビ?も参考にしてください。

窓まわり・天井

冬の結露は、窓ガラスやサッシだけでなく、窓の下の壁や床にも回ります。天井のしみとカビは、雨漏りや屋根まわり、上の階からの漏水が関係していることもあります。台風や大雨のあとに見ておきたい場所は台風・大雨のあとに確認したい家のカビでまとめています。屋根に上って確かめるのは危険なので、屋根の点検は専門業者に任せてください。

閉め切った部屋・空き家・倉庫

使っていない部屋、長く空けていた実家、入居者のいない空室、夏のあいだ開け閉めの少なかった倉庫は、空気が動かず、湿気の逃げ場がありません。5〜10月の湿気の季節を閉め切ったまま越した建物では、秋に開けたときに、壁・天井・畳・布団・家具・段ボールまで部屋まるごとカビている、ということもあります。空き家の注意点は空き家・長期不在の家がカビる理由でもくわしく紹介しています。

表3|カビの広がり方の段階と、考え方の目安
段階 よくある状態 考え方
点 壁や窓まわりに黒い点がぽつぽつ出始めた 換気・除湿・家具の配置を見直し、素材に合った製品で手入れ。戻るかどうかを様子見
面 壁一面・天井一面、押入れの奥の壁全体が黒い 壁紙の裏や下地まで入っている可能性。写真を添えて相談し、原因を確かめる段階
部屋 壁・天井・家具・収納・布製品まで広がり、においが残る 現地調査で範囲を確認。家具や荷物の扱いを含めて計画する
家・建物 複数の部屋や床下、家じゅう・建物全体がカビ臭い。倉庫の保管物にも カビ菌検査で範囲を把握し、原因への対策と除カビ・防カビ処理をまとめて計画

住まい・建物タイプ別|浜松の戸建て・マンション・工場・倉庫のカビ対策

浜松には、木造の戸建て、鉄筋コンクリート(RC)造のマンションやアパート、築年数の古い住宅や実家、空き家、そして工場・作業場・倉庫・物流施設まで、さまざまな建物があります。カビの出方も、点検のポイントも、建物のタイプによって違います。

図2|建物タイプ別|浜松でよくある相談の例と、確認するポイント

戸建て(木造)

木造の戸建てでは、床下・北側の和室と押入れ・外壁側の壁がカビの三大ポイントです。1階全体のにおいは床下、押入れの下段や畳のカビは床下と北側の壁の両方が関係していることがあります。ご自分でできるのは、基礎の換気口の前に物や草がないか、雨どいの水が基礎のすぐ横に落ちていないかを外から見ること、床下収納や点検口から見える範囲を写真に残すことまでです。床下に潜っての掃除や薬剤の散布はおすすめしません。木部を削ったりこすったりするのも、建物を傷める原因になります。木造住宅での施工については木造住宅のカビ取りもご覧ください。

マンション・アパート(RC造)

鉄筋コンクリートの住まいは、コンクリートが温まりにくく冷めにくいため、冬は外壁側の壁や北側の部屋が冷え、結露が起きやすくなります。外壁側の壁一面、北側の寝室、クローゼットの奥、家具の裏に広がるのが典型です。一方、夏から秋は、閉め切った部屋に湿気がこもりがちです。家具を壁から離し、クローゼットの扉をときどき開け、室内干しや加湿のしすぎに気をつけることが基本になります。外壁や配管など共用部分が関係していそうなときは、管理会社や管理組合に知らせておくと安心です。住戸の結露とカビはマンション住戸の結露とカビ、共用部はマンション共用部のカビでまとめています。

築年数の古い住宅・実家・空き家

築年数の古い住宅は、断熱や換気のつくりが今の住宅と違うことが多く、和室の柱・長押・天井板、土壁、増改築のつなぎ目などにカビが出やすくなります。離れて暮らす浜松の実家に久しぶりに帰ったら家じゅうがカビ臭かった、というご相談も少なくありません。帰省したときは、まず窓を開けて換気し、部屋ごとの状態を写真に残してから片付けを始めるのがおすすめです。売る・貸す・住むの予定があるなら、その前に状態を確かめておきましょう。除カビのあとに壁紙や床など内装の補修・リフォームまで必要になる場合は、カビバスターズグループの代理店で東海エリア(静岡を含む)に対応しているカビ取リフォームのように、除カビから内装の修繕まで一貫して相談できる窓口もあります。リフォームとの順番はリフォーム前のカビ取りが先な理由も参考にしてください。

工場・作業場

工場や作業場では、搬入口から入る湿った外気、屋根や外壁からの雨水、夜間に冷える床や壁の結露、空調の効きにくい天井付近で、天井や梁、壁際、休憩室や更衣室にカビが出ることがあります。製品や資材への影響が心配な場合は、施工前後の状態をカビ菌検査で記録しながら、区画ごとに計画する方法が向いています。施工の日程は、稼働日や稼働時間との兼ね合いをご相談のうえで調整します。

倉庫・物流施設

倉庫では、壁際に置いた段ボール・資材・製品、パレットの下、天井のしみがよくあるご相談です。とくに5〜10月の湿気の季節を閉め切ったまま越した倉庫では、秋に扉を開けたときに一面にカビが出ていることがあります。保管物を壁から少し離して並べる、床置きを減らす、湿度計で状態を記録する、といった日頃の工夫に加えて、広がってしまった場合は保管物の移動を含めて区画ごとに除カビ・防カビを計画します。

店舗・事務所・賃貸物件・施設

店舗や事務所では天井のしみやバックヤードのにおい、賃貸物件では退去後の部屋が丸ごとカビていた、というケースがよくあります。賃貸では除カビ → 防カビ → 内装の補修の順番が基本で、先に壁紙を張り替えると下地に残ったカビが後から戻ってくることがあります。費用の負担は契約の内容や原因によって変わるため、ここでは判断できません。考え方は賃貸住宅のカビ|貸主・借主の責任はどこで分かれるか、店舗・事務所の施工は店舗・事務所のカビ取り、学校や福祉施設などは公共施設のカビ取りもご覧ください。

表4|建物タイプ別|まずやることと、相談のときに伝えたいこと
建物のタイプ まずやること 相談のときに伝えたいこと
戸建て(木造) においのメモ、外まわりの換気口・雨どいの確認、点検口から写真 築年数、においの強い場所と時間、秋雨・台風のあとの変化
マンション・アパート 家具を壁から離し、壁一面の広がりを写真で記録 何階・どの向きの部屋か、結露の出方、賃貸か分譲か
築古住宅・実家・空き家 換気してから部屋ごとに写真、カビた物を動かす前に記録 閉め切っていた期間、雨漏りの有無、売る・貸す・住むの予定
工場・作業場 カビの場所と設備・製品の一覧、雨漏り・結露の有無 稼働の時間帯、区画、施工前後の記録や報告の必要性
倉庫・物流施設 保管物の配置と量、壁際・床置きの状況を写真で 保管物の移動の可否、搬入口の開け閉め、夜間の冷え込み
店舗・事務所・賃貸・施設 カビの場所と部屋ごとの状態の記録 営業・利用の時間帯、戸数や部屋数、内装工事の予定

自分でやる範囲と、浜松でカビ取り業者に頼む目安

表面に出始めた小さなカビは、換気をしながら素材に合った製品を表示どおりに使い、カビを広げないように拭き取れば対処できることもあります。判断の分かれ目は、広さ・深さ・繰り返し・においの広がりです。

表5|自分で対処する範囲と、カビ取り業者に相談する目安
目安 よくある状態 おすすめの動き方
自分で対処できることが多い 窓まわりや壁の表面に黒い点が少し。拭いたあと戻ってこない。原因の見当がつく 換気・除湿・家具の配置を見直し、素材に合った製品で手入れ
迷ったら写真で相談 同じ場所に何度も出る。壁紙のはがれ・ふくらみ、床のしみ。おおよそ1㎡を超えていそう 写真とにおいのメモを添えて相談し、現地調査が必要か確かめる
専門業者の現地調査を 壁一面・天井一面や複数の部屋、家じゅう・1階全体のにおい、工場・倉庫・空き家の全体、秋雨・台風の雨漏りや浸水のあと 現地調査とカビ菌検査で範囲と原因を確かめ、除カビ・防カビを計画

とくに次のようなことは避けてください。

  • 壁一面のカビを乾いた布でこする・掃除機で吸う:胞子を部屋じゅうに広げてしまうことがあります。
  • 塩素系と酸性の洗剤を混ぜる:有害なガスが発生するおそれがあり危険です。
  • 床下に潜る・薬剤をまく:狭く暗い床下は、けがや体調不良のおそれがあります。点検口から覗いて写真に残すところまでにしてください。
  • カビの上から壁紙を張り替える・塗装する:下地に残ったカビと湿気の原因が残り、後から浮き出てくることがあります。

なお、浴室の一部やエアコン内部など小さな範囲のカビは、ハウスクリーニングやエアコン専門業者が向いている場合があります。当社は床下・部屋全体・建物規模のカビ取りと防カビを専門にしています。頼み分けの考え方はハウスクリーニングとカビ取り専門業者は何が違う?でもまとめています。

MIST工法®で、素材を削らずに床下・部屋全体・建物のカビを取る

MIST工法®は、素材を削ったりこすったりせずにカビを取り除く工法です。霧状の専用剤を、カビの状態や素材に合わせてその都度調整し、素材の奥に入り込んだカビまで分解・洗浄します。使用する専用剤は、一般的なカビ処理剤に多い酸性の液ではなくアルカリ性の液です。除カビのあとには防カビ処理を行い、カビが再び増えにくい状態に整えます。施工は、研修と試験に合格した施工者が担当します。

和室の柱や天井板、床下の土台や大引、古い住宅の木部など、削ると建物の強さや風合いにかかわる素材でも、状態を見ながら対応できるのが特長です。範囲や種類を確かめたいときは、カビ菌検査(落下菌検査は採取が30〜60分程度、同定検査は寒天スタンプで採取して培養し、種類を確定)で、施工前後の状態を記録することもできます。検査の使い分けはカビ菌検査という選択肢をご覧ください。

また、除カビだけでは、湿気の原因が残っていればいずれ戻ってきます。当社では、現地の環境を調査して原因を分析し、設備の配置や換気などについて助言する防カビアドバイスも行っています。結露・漏水・換気のどれが原因なのかを整理し、修理や換気の見直しが必要な場合は、その範囲も分けてご説明します。

こんなときは、一度ご相談ください

  • 床下全体、または1階全体・家じゅうがカビ臭い
  • 部屋の壁一面・天井一面にカビが広がっている
  • 秋雨・台風の雨漏りや浸水のあと、複数の部屋にカビが出てきた
  • 工場・倉庫の天井や壁、保管物にカビが広がっている
  • 空き家・実家・空室を開けたら全体がカビていた/売る・貸す・改修の前に範囲を調べたい

写真を見ながらのご相談や、現地調査・カビ菌検査のご依頼も承っています。全国のMISTグループで対応しています。

📞 0120-052-127(フリーダイヤル)お問い合わせフォーム

浜松でのカビ取りのご相談から施工までの流れ

家まるごとや建物全体のカビは、いきなり施工に入るのではなく、ご相談と現地調査で範囲と原因を確かめるところから始まります。当社グループでの一般的な流れは次のとおりです。

図4|浜松でのご相談から除カビ・防カビまでの流れ(MIST工法®の場合)

ご相談の窓口は、県内のグループ拠点のカビバスターズ静岡(080-3685-1947)へ直接でも、本部(0120-052-127)へでも大丈夫です。写真やにおいのメモをもとに段取りを決め、現地調査で範囲と原因(結露・漏水・換気)を確かめてから、必要に応じたカビ菌検査、見積もり、養生、除カビ、防カビ処理へと進みます。修理や内装など別に必要な工事がある場合は、施工範囲と分けてご説明します。

表6|ご相談の前に準備いただくとよいもの
準備するもの あると役立つ理由
カビの写真(全体と近く) 広さと深さの見当がつき、調査の段取りを立てやすくなる
においのメモ(場所・時間・天気) 床下・壁・収納など、においの出どころを絞る手がかりになる
雨漏り・漏水・浸水の有無と時期 秋雨・台風との関係や、除カビと別に修理が必要かどうかを判断する材料になる
建物の図面・築年数 床下の点検口や外壁側の壁など、確認すべき場所を事前に把握できる
保管物・設備の一覧(工場・倉庫) 移動の段取りや区画分け、施工日程の相談に役立つ
今後の予定(住む・売る・貸す・改修) 施工の範囲と順番、内装工事との段取りを決める材料になる

現地調査で何を見ているのかは現地調査で何を見ているのか、業者に確認したいことは業者を選ぶときの質問リストでも紹介しています。工務店・管理会社・工場や施設の管理者など法人さまのご相談は、法人・業者様のお問い合わせからも承っています。

カビ取りの費用の目安と、見積もりの見方

カビ取りの費用は、場所・広さ・素材・カビの状態・原因によって大きく変わります。参考として、MIST工法®カビバスターズ本部がサービス内容と料金で公開している目安(税別)は次のとおりです。

表7|MIST工法®の料金の目安(税別・/service 掲載)
対象 料金の目安 補足
室内壁面(クロス) 1,500円〜/㎡ 範囲・状態により変動
和室木材部(6畳・築40年未満) 120,000円〜 天井を除く。6畳を超える場合は1畳ごとに+10,000円
コンクリート外壁 1,200円〜/㎡ マンション・倉庫・工場などの外壁
一般住宅の外壁(築40年未満) 3,500円〜/㎡ 範囲・状態により変動
ユニットバス全体 35,000円 浴室まるごとの目安

上の金額はあくまで目安です。床下全体・家まるごと・工場や倉庫など広い範囲は、現地調査で範囲・素材・環境を確認したうえでお見積もりします。

見積もりを比べるときは、総額だけでなく、施工する場所と面積、防カビ処理が含まれているか、原因(結露・漏水・換気)への対策がどう扱われているか、雨漏りや配管の修理・内装の補修が別になっていないかを確かめておくと安心です。見積書の読み方はカビ取りの見積書、どこを見ればいい?でくわしく解説しています。

10月から冬へ|浜松の家と建物で今やっておきたいこと

浜松の平均湿度は、10月の72%から11月64%、12月61%へと下がっていきます。秋雨と台風の季節を越えたこの時期は、濡れた場所を確かめ、夏にできたカビを片付け、冬の結露に備える最後のチャンスです。1年の流れを点検カレンダーにまとめました。

図3|浜松の1年とカビの点検カレンダー(気象庁の平年値をもとに作成)
表8|10月下旬〜冬に、浜松の家と建物で確認したいこと
時期 起きやすいこと 確認・対策
10月下旬(秋雨・台風のあと) 天井・窓まわりのしみ、床下の湿気、夏にできたカビが見つかる 台風・大雨のあとは天井・窓まわり・床下(点検口から)を確認。衣替えで押入れの奥の壁も
11月(冬支度) 朝晩の冷え込みで、窓や北側の壁に結露が出始める 家具を壁から離す、除湿と換気の段取りを決める。壁一面のカビは寒くなる前に相談
12月〜2月(からっ風・結露の季節) 外は乾燥しても、暖房・室内干し・加湿で結露が増える 結露はこまめに拭き取り、同じ場所に毎年出るなら原因(断熱・換気)を見直す
工場・倉庫(通年) 湿気の季節を越えた保管物・天井・壁際のカビ 保管物を壁から離す、湿度計で記録、年末の休業前に範囲を確認

結露とカビの関係は暖房の使い始めに増える結露とカビでも紹介しています。浜松では冬の晴天が多いぶん、晴れた日の日中に窓を開けて空気を入れ替えやすいのは利点です。風の強い日を避けて、短い時間でも換気を続けましょう。

よくあるご質問

Q. 浜松はカビが生えやすい地域ですか?

A. 気象庁の平年値(1991〜2020年)では、浜松の年平均湿度は67%で、5月から10月までの6か月は平均湿度が70%以上です。降水量は年1,843.2mmで、いちばん雨が多いのは9月(246.1mm)です。9・10月の2か月(計453.2mm)は、梅雨の6・7月(計433.8mm)より雨が多くなっています。梅雨から秋雨まで、半年近く湿気の多い時期が続く地域だと考えておくとよいでしょう。ただし、実際のカビの出やすさは建物の立地・向き・つくり・使い方で大きく変わるため、室内に湿度計を置いて確かめるのが確実です。

Q. 冬は乾燥する浜松でも、カビは生えますか?

A. はい、生えることがあります。浜松の平年値では、冬は平均湿度が下がり(1月57%・2月56%)、日照時間も多い(1月206.6時間)乾いた季節です。それでも、暖房・加湿・室内干しで室内の湿気が増えると、冷えた窓や北側・外壁側の壁に結露が起き、そこからカビが広がります。

Q. 家じゅう、または1階全体がカビ臭いときは、どこを疑えばよいですか?

A. 1階の複数の部屋で同じようなにおいがする、雨の日や閉め切ったあとに強くなる、床に近い物ばかりカビる、という場合は、床下の湿気を疑うきっかけになります。北側の部屋や押入れ、外壁側の壁、家具の裏もにおいの出どころになりやすい場所です。においの強い場所と時間、天気をメモし、見える範囲を写真に残したうえで、現地調査で原因を確かめるのが確実です。床下に潜っての確認や薬剤の散布はおすすめしません。

Q. 浜松市内の工場や倉庫のカビも相談できますか?

A. はい、ご相談いただけます。工場・倉庫・物流施設などでは、保管物や設備の移動、稼働との兼ね合い、区画ごとの進め方を現地調査で確認し、施工の日程や手順はご相談のうえで調整します。施工前後の状態を記録したい場合は、カビ菌検査を組み合わせることもできます。法人さまは「法人・業者様のお問い合わせ」からもご連絡いただけます。

Q. 家まるごと・建物全体のカビ取りは、どのくらいの費用がかかりますか?

A. 広さ、素材、カビの状態、湿気の原因、保管物の量などによって大きく変わるため、現地調査のうえでお見積もりします。部位ごとの目安は「サービス内容と料金」に掲載しています(例:室内壁面クロス1,500円〜/㎡、築40年未満の和室木材部6畳120,000円〜、コンクリート外壁1,200円〜/㎡、いずれも税別)。雨漏りや配管の修理、内装の張り替えなど、除カビとは別に必要な工事がある場合は、分けてご説明します。

Q. 浜松市の中央区・浜名区・天竜区のどこでも相談できますか?

A. まずはお問い合わせください。静岡県内のご相談は、グループ拠点の「カビバスターズ静岡(TEL 080-3685-1947)」へ直接でも、本部のフリーダイヤル0120-052-127へでも承っています。内容や地域に応じて拠点と連携してご案内します。対応できる日程は、建物の状態や時期によって変わるため、ご相談の際にご確認ください。

まとめ

  • 浜松のカビ対策は、梅雨から秋雨まで長く続く湿気の季節を知り、建物のタイプに合わせて点検し、繰り返す・広がるカビは原因から見直すこと
  • 浜松は平均湿度70%以上が5〜10月の6か月。雨は9月が最多(246.1mm)で、9・10月の合計453.2mmは梅雨の6・7月(433.8mm)より多い(気象庁・平年値)
  • 冬は乾燥して晴天が多いが、暖房・室内干しの結露で北側・外壁側の壁や窓まわりにカビが出ることがある
  • 床下・北側の部屋・押入れ・外壁側の壁・閉め切った部屋や倉庫から、カビは「点→面→部屋→家・建物」へと広がる
  • 戸建て・マンション・築古住宅・空き家・工場・倉庫・店舗で、点検のポイントと相談の進め方が違う
  • 面・部屋・家・建物の規模は、現地調査とカビ菌検査で範囲と原因を確かめ、MIST工法®で素材を削らずに除カビ・防カビ処理

秋雨と台風の季節を越えた10月下旬は、浜松の家や建物のカビを見直し、冬の結露に備える良いタイミングです。気になる場所の写真が1枚あるだけでも、ご相談は進めやすくなります。浜松市の方は県内のグループ拠点カビバスターズ静岡へ、迷ったときは本部へ、お気軽にご相談ください。

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浜松市の住まい・工場・倉庫のカビでお困りのときは、県内のグループ拠点カビバスターズ静岡(080-3685-1947)へ直接でも、本部へでもご相談いただけます。施工の事例はカビ取り・カビ対策施工例、よくあるご質問はQ&Aもご覧ください。現地調査・カビ菌検査・MIST工法®による除カビと防カビ処理については、MIST工法®とは/カビ菌検査/サービス内容と料金 をご覧ください。ご相談はお問い合わせ、工務店・管理会社など法人さまは法人・業者様のお問い合わせ、お電話は 0120-052-127 まで。

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建物に合った対策へ。

分かる状況から、ご相談ください。

所在地・建物の用途・発生場所・おおよその範囲が分かると、相談を進めやすくなります。不明な項目があっても、まずは分かる範囲でお知らせください。

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